au、スマホ向けクラウド型音楽配信「LISMO unlimited」
-月1,480円で100万曲。キャッシュでオフライン再生
LISMO unlimitedの使用イメージ |
auは17日、同社のスマートフォン向けに、クラウド型の音楽配信サービス「LISMO unlimited powered by レコチョク」(LISMO unlimited)を6月中旬以降に開始すると発表した。スタート時には洋楽を中心に約100万曲をラインナップし、月額1,480円で聴き放題の定額制となる(別途パケット通信料が必要)。配信楽曲は今後随時追加予定で、邦楽も拡充していくという。
決済には「auかんたん決済」が利用でき、携帯電話の通話料金との合算で支払える。なお、サービス開始に合わせて、前述の利用料金1,480円が最大2週間無料になるお試しキャンペーンも実施される。
サービスの対応機種は、IS03、REGZA Phone IS04、IS05、AQUOS PHONE IS12SH、AQUOS PHONE IS11SH、REGZA Phone IS11T、G'z One IS11CA、INFOBAR A01。今後も順次拡大予定だという。
auが2010年12月に資本提携した、台湾の音楽コンテンツ配信会社KKBOXのプラットフォームを活用。コンテンツ面は、日本の音楽配信会社であるレコチョクと協業している。
利用には、専用のAndroid用アプリを使用。ネットワークを通じて再生するクラウド型のサービスとなっており、通信には3Gと無線LANの両方が使用可能。「いつでもどこでも、ダウンロードを待たずに、瞬時に再生できる」という。楽曲はMP3形式で、ビットレートは128kbps。
また、一度聴いた楽曲は端末にキャッシュされるため、地下鉄などの通信圏外でも一定曲数を聴く事ができる。なお、キャッシュは外部メモリに保存されるため、メモリの容量によって曲数は異なるが、最大1,000曲となる。また、キャッシュした楽曲の再生は、サービス契約期間中に限られる。
新しい楽曲と出会うための機能として、最新リリース楽曲や年代別のヒットソング、音楽ジャンルなどでまとめた、オススメプレイリスト機能を搭載。また、自作のプレイリストをサーバーにバックアップすることも可能となっている。
また、SNSとも連携でき、再生中の楽曲情報をTwitterやFacebookなどに投稿できるほか、LISMO音楽コミュニケーションサービス「うたとも」と連携し、楽曲のユーザーレビューを閲覧・投稿することもできる。
LISMO unlimitedの画面 | プレイリスト表示 | キャッシュの最大曲数を指定できる |
(2011年 5月 17日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]