シャープ、スマートフォンは「AQUOS PHONE」で展開

-AV連携機能を訴求し、中国などグローバル展開


NTTドコモ「AQUOS PHONE SH-12C」

 シャープは、AV機能を強化したスマートフォンのブランドを「AQUOS PHONE(アクオスフォン)」とし、5月より国内向けに製品化する。さらにグローバルスマートフォンをめざし、中国向けにも市場投入する。

 AQUOS PHONEは、AV機器連携機能と高画質エンジンの搭載を特徴とした新ブランドとして展開。日本国内では、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの各キャリア向けに順次納入。中国市場向けにも3Dスマートフォン「SH8158U」やツインカメラ搭載の3Dスマートフォン「SH8186U」を投入する。


【日本国内のAQUOS PHONE】

納入先形名
NTTドコモAQUOS PHONE SH-12C
AQUOS PHONE f SH-13C
KDDIAQUOS PHONE IS11SH
AQUOS PHONE IS12SH
ソフトバンクモバイルAQUOS PHONE SoftBank 006SH
AQUOS PHONE THE HYBRID SoftBank 007SH
au「IS11SH」ソフトバンクモバイル「AQUOS PHONE SoftBank 006SH」ソフトバンクモバイル「AQUOS PHONE THE HYBRID SoftBank 007SH」

 AQUOS PHONEでは、液晶テレビのAQUOSとの連携を強化。AQUOSとHDMI接続して、AQUOS PHONE内の動画やゲーム、ネット上のHD動画コンテンツをAQUOSで楽しめる。さらに、DLNAの活用を本格化し、AQUOSやBDレコーダのコンテンツをAQUOS PHONEの画面で再生可能にするなどの楽しみ方を提案していくという。

 また、AQUOSの映像ノウハウを凝縮した高画質エンジンを搭載し、境界線や輪郭を際立たせつつ自然描写に処理する「鮮鋭化技術」や再度や明るさを調整する「色彩調整技術」により、ワンセグやネット動画、DLNA接続したコンテンツを高画質に表示できる。こうしたAV連携機能を訴求し、グローバル展開していく。


SH-12Cと液晶テレビAQUOSの「スマートファミリンク」連携デモ。静止画の表示状態で上方向にタッチ操作すると、テレビに同じ静止画が表示される

(2011年 5月 20日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]