オンキヨー、CD/MD/USBミニコンポ「FR」新モデル

-単品製品の技術を投入、iPodトランスポートと連動


X-N7NX(D)

 オンキヨーは、CD/MDを搭載したミニコンポ「FRシリーズ」の新モデル「X-N7NX(D)」を6月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。

 CD/MD/USBとFM/AMチューナを搭載するメインユニットと、ブックシェルフ型スピーカーで構成。基本機能は従来モデルX-N7EXを継承し、同社の単品オーディオ製品の設計や技術を投入。スピーカーのデザインが一部X-N7EXから変更されている。また、iPod/PCメディアトランスポート「ND-S1」との接続にも対応し、コンポ付属のリモコンから接続したND-S1のコントロールが行なえ、デジタル出力したiPod内の音楽を楽しめる。

 CD-R/RWに記録したMP3/WMAファイルも再生可能。また、USB端子も装備しており、USBメモリなどに記録したMP3/WMA楽曲の再生が可能なほか、CD/MD、ラジオなどの音声をMP3で録音できる。CD-Rに記録されたMP3/WMAの場合は高速ダビングが可能となっている。

内部構造

 アンプ出力は最大26W×2ch(4Ω)、定格19W×2ch(4Ω)。ディスクリート構成のアンプを採用したほか、アルミ素材のフロントパネルの採用や、高剛性スチールシャーシなどの採用で音質の向上を図っている。また、ボリューム回路には小音量時でもノイズを抑える「オプティマム・ゲインボリューム」を採用している。

 入力端子は、光デジタル×1、アナログ音声×3(RCA×2、ステレオミニ×1)。出力端子はアナログ音声×1と、サブウーファプリ。メインユニットの外形寸法と重量は215×349×142mm(幅×奥行き×高さ)/5.1kg。

 スピーカーは13cm径のA-OMFモノコックコーンウーファと3cm径リングツィータの2ウェイで、ウーファの磁気回路には8cm径の大型マグネットを使用。独自のバスレフダクト構造「AERO ACOUSTIC DRIVE」も採用する。外形寸法/重量は164×268×282mm(幅×奥行き×高さ)/3.8kg。スピーカーケーブルやコルクスペーサーなどが付属する。

背面スピーカーのウーファユニット部付属リモコン


(2011年 6月 8日)

[AV Watch編集部 中林暁]