リコー、iPad連携も可能な液晶プロジェクタ

-DLPのエントリーモデルも


IPSiO PJ WX3231N

 リコーは、プロジェクタ「IPSiO」の新モデルを11月7日より順次発売する。液晶を採用した「IPSiO PJ WX3231N/WX3131/X3241N/X3241/X3131」の5機種10モデルと、DLPのエントリーモデル「IPSiO PJ WX2130/X2130」の2機種4モデルを用意し、価格はオープンプライス。

 各モデルに1年間の無償保証が付くほか、さらに2年間の保守を加えた「安心3年モデル」もラインナップする。各モデルの特徴や店頭予想価格は以下の通り。


製品名WX3231NWX3131X3241NX3241X3131
デバイス液晶
解像度1,280×800ドット1,024×768ドット
明るさ2,500ルーメン3,300ルーメン2,500ルーメン
ネットワーク対応---
重量約1.9kg約1.8kg約2.0kg約1.9kg約1.8kg
実売価格
(安心3年モデル)
155,800円
(181,000円)
139,800円
(160,800円)
183,800円
(209,000円)
141,800円
(165,600円)
107,000円
(128,000円)
製品名WX2130X2130
デバイスDLP
解像度1,280×800ドット1,024×768ドット
明るさ2,700ルーメン2,600ルーメン
重量約2.5kg
実売価格
(安心3年モデル)
99,800円
(112,400円)
87,800円
(103,400円)

■ IPSiO PJ WX3231N/WX3131/X3241N/X3241/X3131

IPSiO PJ WX3241N

 明るさや省電力性能などを強化したモバイル液晶プロジェクタ。モバイル向けとしては最高クラスの3,300ルーメン(X3241)を実現しながら、待機時消費電力をこれまでの1/10以下に抑えるなど省電力化を実現した。

 接地面積はA4サイズよりも小さく、高さ82mmと薄型化を実現。デスクサイドなどに設置して投写できる。また、IPSiO PJ WX3231N/X3241NではUSBメモリに記録したMPEG-1/2(PS)
動画やJPEG画像を再生可能で、PCレスでのダイレクト投写が可能となる。

 WX3231N/X3241Nにはネットワーク機能を搭載。無線/有線LAN対応で、複数のパソコンからの共有が可能。また、iPad用アプリ「RICOH TAMAGO Presenter」により、iPadと連携したペーパーレス会議を実現できるという。

 レンズは光学1.2倍ズーム。全モデルアナログRGB(D-Sub 15ピン)×2と、S映像×1、コンポジット×1を装備するほか、WX3231/X3241ではHDMI入力×1を備えている。


■ IPSiO PJ WX2130/X2130

IPSiO PJ WX2130

 DLPを採用したエントリークラスのプロジェクタ。WX2130は0.65型/1,280×800ドット、X2130は0.55型1,024×768ドットパネルを採用する。輝度はWX2130が2,700ルーメン、X2130が2,600ルーメン。コントラストは2,200:1。

 オプションの3Dメガネを利用することで3D表示にも対応。レンズは光学1.1倍ズームで、フォーカス/ズームは手動。入力端子はHDMI×1、D-Sub15ピン(アナログRGB)×1、S映像×1、コンポジット×1。2Wのスピーカーも内蔵する。

 消費電力は280W(標準)、待機時消費電力は0.5W。外形寸法は286×208×100mm(幅×奥行×高さ)、重量は約2.5kg。



(2011年 10月 25日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]