ソニー、Android用の動画結合アプリ「video connector」

-シンプル操作でファイル結合。video trimmerと連携も


video connector

 ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ(SDNA)は、Androidスマートフォン向けアプリとして、動画ファイルを結合する「video connector」をAndroid Marketで11月9日より発売する。価格は230円。対応OSはAndroid 2.1~2.3と3.0~3.2。動作確認済み端末は同社サイトで案内する。なお、米国や欧州でも11月下旬より発売する。

 スマートフォンで撮影した複数の動画を1つに結合するアプリ。素早く結合することを第1の目的としており、同じ解像度のファイルだけを結合可能。つないだ後の再エンコードを不要としたことが特徴で、複数のビデオを選ぶと隣り合うファイルが結合できるかどうかが一目で判別できるアイコンを採用している。

 選択した動画の並べ替えも可能。同社の動画切り出しアプリ「video trimmer」(230円)などと同様に、円形に並んだサムネイルをタッチする操作を採用しており、動画の移動や追加/削除が簡単に行なえる。


トップ画面ファイル選択円形に並んだサムネイルで、つなげる順番などを変更できる解像度が一致しない場合は、赤のアイコン(中央のサムネイルに表示されているもの)で通知

 画面上段には結合後の動画のファイルサイズや時間を表示。さらに、作成したビデオをYouTube/Facebookアップロードに適したサイズかどうかを判断できる表示も用意。指定サイズを超えると赤いシグナルで知らせる。結合する前にプレビュー再生も行なえる。

 前述のvideo trimmerを使うことで、好みのシーンだけを複数切り出し、video connectorで結合することも可能。オプションメニューで「フォルダ限定」にチェックを入れると、video trimmerで切り出した(video trimmerフォルダにある)ファイルだけが選べるようになり、探しやすくなる。

サブメニュー画面ファイル出力の決定画面「フォルダ設定」にチェックを入れると、video trimmerフォルダにあるファイルだけが選択対象となる


(2011年 11月 9日)

[AV Watch編集部 中林暁]