ソニー、Androidスマートフォン用の動画切り出しアプリ

-簡単操作で素早く切り出し。YouTube/Facebook共有も


video trimmerの切り出し画面

 ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ(SDNA)は、Android搭載スマートフォンで撮影した動画のうち、任意の部分を切り出せるアプリ「video trimmer」を9月5日よりAndroid Marketでダウンロード提供開始する。価格は230円。日本のほか、米国と欧州でも販売。また、Android Marketの他にサイバーエージェントの「Ameba AppMarket」でも販売予定。

 対応するスマートフォンはXperia(SO-01B)、Xperia arc(SO-01C)、HTC Desire(X06HT)、Milestone(モトローラ)、Galaxy SII(SC-02C)、MEDIAS(N-04C/N-06C)、Xperia acro(SO-02C/IS11S)、Xperia ray(SO-03C)。

 スマートフォンで撮影したビデオの一部を、直感的/スムーズな操作で動画として切り出せるアプリ。2010年に同社がリリースした静止画の切り出しアプリ「Frame Grabber」の独自UIを継承。中央にあるボタンの周りを指で円を描くようになぞる操作で、サムネイルから「In」点と「Out」点を指定して切り出せる。

 切り出した動画は、元のファイルと同じフォーマット/解像度で出力。「GALAXY SII」などフルHD動画撮影対応の端末でも、そのままの解像度で切り出せる。「スマートフォンで手軽に素早く操作できることを意識した」としている。切り出したファイルはmicroSDカードなどの外部メモリに自動で保存する。

video trimmerのアプリアイコン起動画面サムネイルから、In/Out点を指定して出力

 

ファイル出力後の共有ON/OFFなどの設定画面
 最初の動画ファイル選択時に、その動画が切り出し可能なファイルかどうかを判定する機能も搭載。また、In/Out点を指定してから切り出す前に、選択部分をプレビュー再生することも可能。

 

 YouTube/Facebook連携機能も備え、切り出した動画を各サービスにアップロードすることが可能。In/Out点を指定すると、切り出す前に該当部分のファイルサイズ/再生時間をあらかじめ表示し、アップロード前に確認できる。また、切り出した部分がアップロードに適したサイズかどうかを事前にアイコンの色で表す(緑はOK/赤はNG)ことも可能となっている。切り出したファイルのメール添付も行なえる。


プロパティの「対応」欄で、切り出し可能なファイルかどうかを事前に判別できる動画を出力する前に、YouTube/Facebookアップロードに適したサイズかどうかを確認できる。右写真のアイコンが緑だとOK、赤はNG


(2011年 9月 5日)

[AV Watch編集部 中林暁]