ロジテック、Androidタブレット用の小型ワンセグ

-録画対応。パスパワー動作で16g。実売9,800円


レノボ「ThinkPad Tablet」(法人向け)に接続。チューナ本体は手のひらに収まるサイズ

 ロジテックは、Androidタブレット向けの小型ワンセグチューナ「LDT-1SA01」を12月初旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,800円前後。

 対応OSはAndroid 3.1以降で、USBホスト機能を備えたモデル。動作確認済みの機種は「Sony Tablet S」とモトローラ「XOOM」、エイサー「ICONIA TAB A500」、東芝「レグザタブレット」、ASUS「Eee Pad Transformer」。なお、GALAXY Tabでは動作しないとしている。

 今後発売される予定のAndroid 4.0搭載スマートフォンにも対応予定としており、11月発売予定とされるドコモ「GALAXY Nexus」や、ソフトバンクの2012年春発売モデル「AQUOS PHONE 104SH」などでの動作を確認次第、製品サイトで案内する。

 タブレットにUSB接続して専用アプリを起動すると、ワンセグを視聴/録画可能。本体にロッドアンテナも付属する。視聴画面はタブレットの向きで自動回転し、フル画面表示も可能。EPGにも対応する。なお、データ放送や録画予約には対応しない。


タブレットの背面に貼り付けたところ

 タブレットとの接続はUSBホスト対応が必須で、ケーブルも付属の専用品を使用する。ケーブルは、チューナ側がmicroUSBで、タブレット側がmicroUSBのものとUSBタイプAの2種類を同梱する。両面粘着シートも付属し、タブレットの背面にチューナ部を貼り付けることも可能。

 録画データはアプリとともに保存され、ユーザーがファイルとして見ることはできない。アプリごと移動することでバックアップも行なえるが、録画に使用したタブレット以外では再生できない。

 電源はタブレットから供給。Sony Tablet S利用時の連続使用時間は約5時間(同モデルの動画連続再生時間は約6時間)。チューナ側にも給電用のUSB端子を備えており、パソコンなどと接続することで、チューナユニットを経由してタブレットに充電できる。なお、チューナ本体にはバッテリは内蔵しない。外形寸法は30×47×9mm(縦×横×厚さ)、重量は約16g。


専用USBケーブルでタブレットと接続ロッドアンテナを装備。外部アンテナ入力は備えていない給電用のUSBを備え、PCなどからタブレットに充電可能


(2011年 11月 17日)

[AV Watch編集部 中林暁]