パナソニック、「DMC-GH2」で24Mbps動画撮影対応

-新ファームで高感度撮影など強化


DMC-GH2ブラック(K)モデル

 パナソニックは、フルHD AVCHD動画撮影可能なデジタル一眼カメラ「DMC-GH2」の最新ファームウェアを7日に公開した。新たに24Mbpsの高ビットレートでのAVCHD動画撮影モードを追加するなどの機能強化を図っている。

 画質については、高感度撮影時(IS1600以上)のノイズを改善。動画は、「高ビットレート動画モード」を追加し、24Mbps(1,920×1,080/60i記録(センサー出力30コマ/秒)でのAVCHD録画に対応する。

 その他のアップデート内容は以下の通り。

  • 1点AF/顔認識AF時のAFエリア設定範囲をフルエリアに拡大
  • オートブラケット撮影時の連写速度を改善し、最高速で最大設定枚数(7枚)での撮影を可能にした
  • 連写撮影における連続撮影コマ数を向上
  • 動画撮影中のAF時に発生するウォブリング動作のチューニングを行ない、動画AF時のふわふわ感をさらに軽減
  • 逆光時のストロボ調光精度を改善し、背景の白飛びを抑えた最適な撮影を可能にした
  • 電動ズームレンズ装着時に使用できる機能を追加
     ・液晶画面でズーム位置を確認できる、「焦点距離表示」機能を追加
     ・決められた各焦点距離までズームする、「ステップズーム」機能を追加
     ・電源OFF時のズーム位置を覚える、「ズーム位置メモリー」機能を追加
     ・電動ズームの速度を選択できる、「ズーム速度」機能を追加
  • 誤操作を防止できる「タッチパネル」操作を禁止する機能を追加
  • EXテレコン機能を、静止画・動画個別に設定可能にした
  • ピント合わせ後のレリーズをより素早く行なえる、「半押しレリーズ」機能を搭載
  • バッテリー残量がなくなったときの音量を[電子音音量]の設定に連動

 また、付属ソフトウェア「PHOTOfunSTUDIO 6.0 BD Editio」もアップデート。「高ビットレート動画モード」の動画編集に対応した。



(2011年 12月 7日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]