◇ 最新ニュース ◇
【Watch記事検索】

東芝、レコーダ予約アプリ「RZスケジューラ」公開

−予約ランキング活用、遠隔地からの録画予約も


RZスケジューラ

 東芝は5日、「レグザAppsコネクト」シリーズの新アプリとして「RZスケジューラ for iOS」を無償公開した。対応OSはiOS 4.0.2以降。現状ではiPhone向けのみが公開されており、iPadでは画面拡大での利用となる。Android版についても開発が予定されているが、公開時期は未定。

 2005年末に発売された「RD-X6」世代以降/デジタル放送対応で、「ネットdeナビ」搭載の東芝製レコーダと、ネット/録画対応のテレビで利用できる。

 同アプリは対応レコーダに対し、ネット経由で録画予約を行なうためのもの。録画予約に、同社レコーダが利用している「予約ランキング」を使い、人気番組ランキングから予約録画を行なうのが特徴。「予約ランキング」は同社レコーダ利用者による録画予約データを元にした情報で、現在「数十万件、それも上の方の数が日々蓄積されている」(東芝 デジタルプロダクツ&サービス社 商品統括部 プロダクト&ソーシャルインターフェース部 部長の片岡秀夫氏)という。レコーダでは各ジャンルで10位までしか表示されないが、このアプリでは取得しているすべての情報からランキングを作成するため、ジャンルによっては100位近くまで表示される。

RDシリーズから取得した「予約ランキング」。データを見ながら録画予約ができる。放送種別やジャンルの他、時間帯別での集計も可能

 なお、RZスケジューラでは、他社のレコーダ連携録画アプリで採用されている「EPGからの録画」には対応していない。その理由を、「iPhoneの画面では、広いEPGを見ながら予約すると操作性がよくならない。ランキングをエンターテインメントとして楽しんでもらいながら予約することを狙い、開発した。EPGを中心とした録画予約については、今後画面の広いタブレット向けなどを開発する中で考えていきたい」(片岡氏)と説明する。他方、日時やチャンネルを直接指定しての録画予約には対応している。

 対応機種は下表の通り。テレビとレグザサーバーなどの一部機種では、録画予約の変更には対応できないなど、機種によって機能の違いはある。

タイプ テレビ レコーダ レグザサーバー
直接予約 ○(*1)
予約変更 × ○(*1) ×
削除 ○(*1)

*1:一部機種を除く

【RZスケジューラ対応機種】

・テレビ
REGZA X3、ZP3、Z3、ZG2、Z2、ZP2、RB2、X2、XE2

・対応レグザサーバー
DBR-M190/M180

・対応レコーダ
RD-X6、RD-XD91、RD-XD71、RD-T1、RD-XV81、RD-A1、RD-XD92、RD-XD72、RD-S600、RD-S300、RD-W300、RD-E300、RD-E160、RD-A600、RD-A300、RD-A301、RD-S601、RD-S301、RD-W301、RD-E301、RD-X7、RD-S502、RD-S302、RD-E302、RD-E3022K、RD-X8、RD-S503、RD-S303、RD-E303、RD-G503K/W、BDR-Z160、BDR-Z150
*注:デジタルチューナおよび「ネットdeナビ」搭載のRDシリーズレコーダ(RD-Z1をのぞく)。

 なお、下記レコーダでは、スタート段階では直接録画予約に非対応で、メール録画予約のみに対応。後日アップデートにて直接録画予約に対応する。予約変更や削除も不可。

・後日、直接録画予約対応レコーダ
RD-X9、RD-S1004K、RD-S304K、RD-X10、RD-BZ800、RD-BZ700、RD-BR600、RD-BZ810、RD-BZ710、RD-BR610

 宅外からの録画予約については、長く同社のレコーダに搭載されてきた「メール予約」の仕組みを利用している。RZスケジューラは予約のためのメールを作成、そこからメールアプリを介して予約用のメールを送信することで予約作業を行なう。

 そのため、録画予約が反映されるまでに最短5分(設定に依存する)のタイムラグがあるが、最新の機種だけでなく、2005年末に発売された「RD-X6」世代以降の多くの機種に対応している。最新機種との組み合わせの場合、宅内で無線LAN経由でアクセスした場合に限り、メールを介さずに直接本体へ録画情報を書き込める。

基本的に宅外からは、「メール予約」の仕組みを使って録画予約を行なう。RZスケジューラで予約データを生成し、メールアプリに転送、そこから予約用のメールデータを送信する 家庭内の場合、対応機種ではメールを介さず直接録画予約データを送信できる

 他社アプリにない特徴としては、複数の対応レコーダをRZスケジューラに登録しておき、同時に管理できる「統合予約リスト」機能がある。大量の録画予約を複数機種で行なっている場合でも、移動中などに機種間で録画予約を転送し、チューナかぶりや容量不足による録画ミスを防ぐことができる。複数機種での録画予約状況はひとつにまとめられて表示されるので、状況をわかりやすくする効果もある。


複数の東芝製レコーダを使っている人のために「統合予約リスト」機能が用意されている。RZスケジューラに持っている複数のレコーダの情報を登録しておくと、それぞれでどんな予約がされているかを一覧できる。また、登録済みの録画予約を別機種に「転送」することもできる。

(2012年 1月 5日)

[ Reported by 西田 宗千佳]