パナソニック、Wチューナ搭載IPS液晶TV

-19~32型のX5シリーズ。USB HDD録画も


サイズは19~32型の3機種

 パナソニックは、デジタルWチューナを搭載した、液晶テレビ「VIERA」のX5シリーズ3機種を、2月10日より順次発売する。サイズは19型「TH-L19X5」、23型「TH-L23X5」、32型「TH-L32X5」。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は42,000~73,000円前後。


サイズ品番パネル解像度店頭予想価格発売日
32型TH-L32X51,366×76873,000円前後2月10日
23型TH-L23X51,920×1,08052,000円前後3月9日
19型TH-L19X51,366×76842,000円前後2月10日

 19型を除き、IPSパネルを採用した液晶テレビ。32型はIPSαパネルとなる。パネル解像度は32型と19型が1,366×768ドット、23型が1,920×1,080ドット。バックライトは全機種LED。回路の動作状況に合わせて電源供給を制御する機構を組み合わせ、消費電力を削減した。「明るさセンサー」や「無信号自動オフ」、「番組連動 おまかせエコ」、「こまめにオフ」などの機能で構成される「エコナビ」も備えている。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2基搭載。USB HDDを別途接続する事で、録画も可能で、番組を見ながら裏番組の録画が可能。USB HDDに録画した番組を、LAN経由で対応DIGAに高速ダビングする事もできる。録画番組のシーンの切り替わりを自動的に検出し、チャプタを区切る機能も備えている。

 また、DLNAクライアント機能である「お部屋ジャンプリンク」にも対応。対応するDIGAなどから、LAN経由で配信された録画番組を表示する事が可能。DIGAの「放送転送機能」も利用できる。

 画質面では、1フィールドごとに検出した映像シーンの特徴に応じてLEDバックライト光量を制御する「コントラストAI機能」を搭載。黒が引き締まった深みのある映像が表示できるという。

 また、映像メニューに「オート」モードを搭載。視聴環境をセンサで検知し、明るさや黒レベルなどをシーン従来品毎に制御する。映画コンテンツ(2-3プルダウン映像)を、自動検知し、最適なモードで表示する事が可能。SD映像を高解像度化して表示するアルゴリズムも備えている。

 オンタイマー&オフタイマー機能や、最大7時間分のEPGを表示できる「インテリジェントテレビ機能ガイド」も利用可能。

 スピーカーのサイズは、従来のX3シリーズから変更していないが、形状や材料を工夫する事で、小型ながらクリアな音質を実現したという。

品番TH-L32X5TH-L23X5TH-L19X5
サイズ32型23型19型
パネル解像度1,366×7681,920×1,0801,366×768
定格消費電力
(待機時消費電力)
50W
(約0.1W)
41W
(約0.1W)
30W
(約0.1W)
年間消費電力量39kWh/年45kWh/年30kWh/年
スピーカー2.2×7.5cmフルレンジ
×2個
3×10cmフルレンジ
×2個
音声実用最大出力総合20W総合10W
入出力端子HDMI入力×2
D4入力×1
(音声はビデオ入力と兼用)
コンポジット入力×1
音声出力
(ビデオ入力と兼用)
光デジタル音声出力×1
ヘッドフォン×1
Ethernet×1
USB×1
HDMI入力×3
D4入力×1
(音声はビデオ入力と兼用)
コンポジット入力×1
音声出力
(ビデオ入力と兼用)
ヘッドフォン×1
Ethernet×1
USB×1
外形寸法
(スタンド含む)
(幅×奥行き×高さ)
76.1×19.5×51.7cm57.3×18.7×40.3cm46.9×16.3×34.6cm
重量
(スタンド含む)
約9.5kg約6kg約4.5kg


(2012年 1月 16日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]