東芝、TV/レコーダのREGZAと連携可能なPC春モデル

-W録対応23型液晶一体型と裸眼3DノートPC


dynabook REGZA PC D731/T9EB

 東芝は、2012年春のPC新モデルとして、「レグザリンクシェア」に対応し、液晶テレビ/レコーダのREGZAシリーズと連携できる液晶一体型モデル「dynabook REGZA PC D731」シリーズを2月25日から、裸眼3D表示に対応したノートPC「T851」を2月17日から発売する。

 「D731」は、23型のワイド液晶ディスプレイ(解像度1,920×1,080ドット)の一体型PC。「T851」は15.6型液晶を採用したノートPCで、裸眼立体視に対応した1,920×1,080ドットのパネルを採用している。


dynabook Qosmio T851

 どちらのモデルも、オリジナルのAV機器連携ソフト「RZスイートexpress」に対応。このソフトには、東芝の対応テレビやBDレコーダで録画した番組をPCで視聴できる「RZプレーヤー express」、放送中の番組をPCで観る「RZライブ express」、テレビ/レコーダの録画番組をPCで外出先に持ち出して視聴できる「RZポーター express」の各機能が含まれており、Webからダウンロードして使用する。配布時期などは「dynabook.com」で案内される。

 さらに、同社が配布している「RZタグラー」も利用可能。PCやテレビ、レコーダの操作や、録画番組のタグ情報をユーザー同士で共有する事ができる。また、「T851」は、テレビのREGZAなどに付属するリモコンを使い、PCを操作する事も可能。

 「D731」シリーズには以下のようなバリエーションがある。店頭予想価格は、D731/T9Eが21万円前後、D731/T7Eが19万円台半ば、D731/T6Eが15万円前後。


モデル名D731/T9ED731/T7ED731/T6E
カラーリュクスホワイト
プレシャスブラック
シャイニーレッド
店頭予想価格21万円前後19万円台半ば15万円前後
チューナ地上/BS/110度CS×2
今すぐTV用地デジ×1
地上/BS/110度CS×2地上デジタル×1
ディスプレイ23型 1,920×1,080ドット
CPUIntel Core i7-2670QMIntel Core i3-2350M
メモリ8GB4GB
HDD2TB1TB
光学ドライブBDXL対応BDドライブDVDスーパーマルチ
スピーカーオンキヨー製ステレオスピーカー
サブウーファ
オンキヨー製ステレオスピーカー
外形寸法約562×190×439mm
重量約9.5kg

 チューナは、「D731/T9」と「D731/T7」、ノートPCの「T851」が、地上/BS/110度CSデジタルを、各2基搭載。W録画機能も備えている。「D731/T6」は地上デジタルチューナ1基のみ。

 「D731/T9」には、電源OFF状態から「TV電源」ボタンを押すだけで、約5秒で地デジ放送が表示できる「今スグTV」機能を搭載。同機能用の地デジチューナも1基搭載している。そのため、「今すぐTV」でBS/110度CSデジタルは視聴できず、また、この機能は視聴専用となる。

 D731のスピーカーはオンキヨー製。Dolby Advanced Audio、MaxxAudio 3を搭載し、「リアリティあふれる高音質が楽しめる」とする。さらにD731/T9には、サブウーファも搭載する。

 3D液晶を備えたノートPCの「T851」は、2Dコンテンツの3D変換機能も搭載。スピーカーはhaman/kardon製となる。

モデル名T851
店頭予想価格22万円前後
チューナ地上/BS/110度CS×2
ディスプレイ15.6型
グラスレス3D対応
1,920×1,080ドット
CPUIntel Core i7-2640M
メモリ8GB
HDD1TB
光学ドライブBDXL対応BDドライブ
スピーカーhaman/kardon製ステレオスピーカー
外形寸法約387.6×266.8×31.1~36.8mm
重量約3.3kg

(2012年 2月 10日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]