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NHKオンデマンド、4月からiPhone対応などサービスを強化

−見放題パックの適用時期を前倒し、スマホでの決済も


iPad/iPhoneでの購入/視聴にも対応した

 動画配信サービスのNHKオンデマンドは15日、4月から開始する新しい3つの取り組みを発表した。

 一つ目は、「特選見放題パック」へのコンテンツ投入時期を今までより3カ月早め、「特選ライブラリー」での配信開始とともに視聴可能にすること。全てのコンテンツを、より利用しやすい料金で視聴できるようになるという。

 二つ目は、iPhoneやiPadなどのiOS端末でも、すべてのコンテンツが視聴できるようになること。タッチパネルで操作しやすいタブレット版サイトも新設しており、従来のPC版、スマートフォン版、タブレット版の3つを1つの会員IDで利用できるようになる。

 三つ目は、利用料金の支払い方法として、スマートフォンでの携帯電話利用料(当面はNTTドコモ端末のみ)との合算ができるようになったこと。

 NHKオンデマンドの視聴料収入は、前年同期比1.8倍のペースで伸びており「4月から、より使いやすいサービスにするための取り組みを一気に展開する」としている。



■ 「特選見放題パック」と「見逃し見放題パック」で配信コンテンツ全てが見放題

 過去の名作番組を3,500本以上配信している「特選ライブラリー」の番組は、これまで配信開始から約3カ月後に「特選見放題パック」(月額945円)に加えていたが、4月からは、テレビ系/PC系(スマートフォン/タブレット含む)ともに、配信開始と同時に同パックで視聴可能になる。

 上記のパックと、放送直後の番組やニュースの「見逃し番組」(約600本/月)が見放題になる「見逃し見放題パック」(月額945円)の両方に加入すれば、NHKオンデマンドで配信している4,000本以上の全てのコンテンツが見放題になる。シームレス番組のドラマでは、常に第1回から全話視聴できるようになる。

 なお、「見逃し番組」(ニュース番組を除く)と「特選ライブラリー」の全番組の単品販売も継続。今回の内容変更により、これまで配信開始後約3カ月以内の番組などに付けていた「特選プレミアム」(約300本)というカテゴリは無くなる。



■ iPhone/iPadなどでも購入/視聴が可能に

 PC系サービスとしては、動画の配信形式として従来のFlash Video形式に加え、HLS(HTTP Live Streaming)形式を追加。これにより、iPhoneやiPadのブラウザでも動画の視聴が可能となる。また、ログイン認証機能に対応した無料アプリの準備も進めている。アプリの提供開始日は未定。

 既にNHKオンデマンド会員であれば、同じ会員IDで、iPhoneやiPadからもログインして利用可能。タブレット版サイトなど、PC版以外の画面でも会員登録や全てコンテンツの購入が行なえる。

 なお、現在のFlash Player対応スマートフォン版サイトは、PC版サイトで購入した番組のみを視聴できる視聴専用サイトとなっているが、4月からはPC版、スマートフォン版、タブレット版の3つ全てのサイトで会員登録が可能となり、月額見放題パックを含む全コンテンツの購入が可能になる。

 タブレット向けに新設されるサイトは、1つの会員IDでiPadやAndroid 2.2以降の端末の画面サイズでも見やすく、タッチパネルで操作しやすくしたという。また、端末が異なる場合でも途中から再生可能なレジューム機能も利用できる。



■ NTTドコモのスマートフォン決済に対応

 従来の支払い方法に加え、4月からは「ドコモ ケータイ払い(spモード)」にも対応。ドコモのスマートフォン利用料金と同時にNHKオンデマンドの利用料金を支払える。なお、スマートフォン以外の従来の携帯電話には、この課金手段は対応していない。今後は、NTTドコモ以外のキャリアでも決済可能になるよう交渉中としている。

 現在可能な決済手段は、単品購入がドコモ ケータイ払い、クレジットカード、Yahoo! ウォレット、OCNぺイオン、NETCASH、モバイルSuica、Suicaインターネットサービス。月額見放題パックは、ドコモ ケータイ払い、クレジットカード、Yahoo! ウォレット、OCNぺイオンでの支払いに対応する。



(2012年 2月 15日)

[ AV Watch編集部 中林暁]