米Walmart、手持ちのBD/DVDをデジタル化するサービス

-HD 5ドル、SD 2ドルでデジタル版も。VUDU/UV利用


 米Walmartは13日(米国時間)、個人が所有するBD/DVDビデオソフトに追加料金を支払うことでデジタル配信視聴権も入手できるサービス「Walmart Entertainment’s Disc-to-Digital Service Powered by VUDU」を4月16日より開始する。HDコンテンツの追加料金は5ドル、SD版は2ドル。

 デジタルコンテンツ配信システムは「VUDU」で、UltraVioletの仕組みを利用して、ディスクとデジタルコンテンツを認証する。Paramount Home Media Distribution、ソニーピクチャーズ、20世紀フォックス、Universal Studios Home Entertainment、Warner Brosのハリウッドの5つの大手スタジオが参加している。

 Walmartの3,500以上の店舗でスタートし、手持ちのBD/DVDソフトを近隣のWalmartのPhotos Centerに持っていくと店員が対応。VUDUのアカウントを開設し、VUDUアカウントに紐づいたデジタルコンテンツを提供する。デジタル化の料金はBD/DVDで共通で、HDが5ドル、SDが2ドル。なお、所有するBD/DVDはそのまま持ち帰って従来通りに利用できる。

 ユーザーは、ネット回線さえあればVUDU経由でどこでもコンテンツのストリーミングが可能となり、デバイスも、テレビ、スマートフォン、タブレット、ゲームコンソールなどの多くがVUDUに対応している。


(2012年 3月 16日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]