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本田雅一のAVTrends

“ポストBD”の本命? UltraVioletの理想と現実




 ちょうど1年前、毎年の取材コースであるInternational CESからハリウッドで見聞きした時に着目した“コンテンツ・オーナーシップ”の話題は、その後、日本のコンテンツオーナーにも伝搬。筆者のコラムで紹介したUltraVioletという、利用者がデジタル映像コンテンツを“観る権利”を管理する仕組みを、どう日本で使えるだろうか? と検討する話題にも発展していった。

 UltraVioletはDECE(Digital Entertainment Content Ecosystem)という団体が策定した、映像配信全体をカバーする仕組みだが、この中には誰がどんな映画を購入したか、といった購入履歴のデータベースを管理する機能があり、一度購入すると複数のネットワーク対応機器で楽しめる。そんな機能が加わっていることが注目点だった。

 言い換えると物理的なメディアの所有権を買うためにパッケージ化された作品を買うのではなく、コンテンツの使用権を購入し、クラウドから使用したいデバイスへと配信する。少し難しく言うと、“所有権の販売から使用権の販売への移行”といった仕組みが盛り込まれている。

 同じようなことは、音楽業界でも起きている。ソニーのMusic Unlimitedは、所有する楽曲とクラウド上のライブラリのマッチングという新しい概念を持ち込んだし、同様の考え方はアマゾンやグーグルも取り入れている。さらにアップルもiTunes Matchという形で、遅ればせながら昨年末にサービスを始めた。

 その背景にあるのは、スマートフォン、タブレットの隆盛だ。高解像度のディスプレイを持つ製品の市場があちこちに出現したことで、コンテンツを様々な時間、場所で楽しみたいというニーズが生まれたからだ。

 と、前置きが長くなってきたので、本題に入っていこう。11月からいよいよUltraVioletのサービスが始まり、現在のところワーナー、ソニー・ピクチャーズ、ユニバーサル・ピクチャーズの3社が対応コンテンツを供給している。そのあたりの背景について、まずは話を進めることにしたい。

 なお、クラウドを基礎にしたサービスの話が中心になっているため、ハリウッド映画会社の方針や今後の進むベクトルなどは、常に変化をし続けている。サービス内容や他サービスの連携などは、いつでもアップデートできるからだ。細かな方針やサービス連動の方法は、常に改良されていく可能性がある。


■ UltraVioletの掲げた理想と、その背景

 UltraVioletが生まれた背景にあるのは、アップルのiTunesによるデジタル配信エコシステムの独占がある。アップルはiTunesで音楽配信事業の独占に成功し、その適応範囲をテレビ番組の再送信や映画販売へと拡げている。

 iOS向けアプリケーションの配信も、各種ネットワークビジネスの接点として重要な位置を占めているし、今後、ネットワーク化されたあらゆるデジタル機器について、アップルが自社製品の中だけでのスムースな連携を武器に、閉鎖的な環境が強化されていってしまう。全体を俯瞰したとき、消費者とコンテンツオーナーがいずれも特定企業が支配するシステムに依存してしまう。

 実際にアップルが、今の状況に対してどのように行動するかはわからない。アップル自身がハードウェア展開に興味を持っていない事業に対しては、iTunesに取り込んでいくこともないかもしれない。

 とはいえ、どんなコンテンツビジネスをやる上でも、必ずアップルという一社の方針が大きな影響を及ぼすという意味で、コンテンツオーナー(UltraVioletの場合は映画会社)にとって面白い話ではないし、消費者にとってもいったんアップル製品を使い始めると、他社の製品を選びにくくなるデメリットもある。

 現時点でアップル製品はある程度の高い品質を持っているが、あらゆる点で最高なわけではないし、未来永劫、ずっとアップル製品が優れた工業製品であり続けるかどうかは、誰にもわからないし、他社がより優れた品質の製品を出すこともあるだろう。競争原理が働きづらくなるのもデメリットだ。

 さて、そんなデジタル配信のエコシステムの中で、特定のメーカーが作る機器を対象に、特定の配信サービスを利用しなければならない状況を打破しようということで生まれたのがUltraVioletだ。日本語では”紫外線”を意味するが、これは青紫レーザーを用いたブルーレイディスクのその先にある技術という意味を込めたものだそうだ。

 UltraVioletの理想は高い。

 どの映画会社、テレビ局から、どんなコンテンツを購入したのかといった履歴が、個人に紐付けられたユーザーIDに関連付けられていく。たとえば「ハリーポッター死の秘宝 Part2」を購入したならば、そのコンテンツを購入した事実が一元管理され、UltraVioletに対応する様々な機器、たとえばスマートフォン、タブレット、パソコンなどでもインターネットを通じて再生できるようになる。


■ UltraVioletの現状

 消費者からみると、ある映画を自分が購入した結果として、色々なデバイスでコンテンツを楽しめるようになるということで、理想的なシステムのように思えるかもしれない。

 今後、購入方法などは変化する可能性があるが、現時点ではブルーレイディスクやDVDの市販パッケージにUltraVioletに購入履歴を登録するコードが封入されており、12桁のコードを入力する仕組みだ。将来は“デジタル配信での購入”もサポートされるかもしれないが、現時点では“パッケージで映像ソフトを購入してくれた人たちには、色々な機器で観るための配信サービスを提供する”という形になっている。

 意図は二つあると考えられる。

 まずは不正コピーへの対抗策。パッケージを購入すれば、わざわざ法を犯し、面倒なツールを使ってコピーしなくとも様々な機器で再生できる。パソコンが使いたいならパソコンで再生してもらえばいいし、タブレット、スマートフォンでも同じだ。

 物理ディスクには“貸し出せる”という利点もあるが、これもUltraVioletはサポートしている。UltraVioletのIDを取得すると、そこから家族IDを追加することが可能だ。家族は最大6人まで増やすことが可能で、ひと家族が機器にダウンロードできる回数は12回まで、ストリーミング視聴は別途に同時3ストリームが許可されている。

 6人家族が全員スマートフォンに複製をダウンロードし、テレビ3台で同時にストリーム再生しても、まだ6コピー分のダウンロードが可能。しかも同じ映画を3カ所で同時に見るケースは少ないと考えられるため、制限としてはかなり緩やかな運用規定だ。

 ただし、現在始まっているUltraVioletには、コンテンツの使用権を管理するライツロッカー(著作権情報を預かるサービスのこと)の機能はあるが、それ以外の機能は提供されていない。

 “それ以外の機能”と言ってもピンと来ない読者も多いだろう。UltraVioletの理想は、特定の機器、特定のエコシステムから、コンテンツオーナー、(アップル以外の)機器メーカーから解放することだったはずだ。あるいは、一度購入したコンテンツは、可能な限りどの機器でも楽しむことができるべきだろうという考えの元、好きなコンテンツに投資するハードルを下げることだ。

 それだけの目的ならば、ライツロッカーがうまく機能してくれればよく、“それ以外の機能”は必要ない。ところが、UltraVioletには“その他の機能”が存在する。後述するが、これこそがUltraVioletの自己矛盾をもたらしている。

 ライツロッカー以外の要素とは、「共通コンテンツフォーマット」と「デジタル著作権管理」の二つ。UltraVioletでは動画形式が「Common File Format(CFF)」として新たに定義され、デジタル著作権管理システム(DRM)に使う規格も主要な5種類が規定されている。後者はクローズド規格のアップルFairPlayを除き、主要なDRMに対応しているため大きな問題はない。しかし、CFFに関しては新しく決めた共通仕様であり、“現時点ではCFFで配信を行なっている業者は一社もない”。

 UltraVioletは2011年11月からサービスインしたが、実はこの時点では共通コンテンツフォーマットとDRMに関しては、本来の仕様を守る必要がないという暫定措置が採られた。暫定措置の1年間で、“フォーマットとDRMは自由にして構いません”という運用になったのだ。つまり、現在のUltraVioletはライツロッカー機能だけで、他の機能は有効になっていない。


■ 少し情報を整理してみる

 さて、一度ここで情報を整理しよう。

 UltraVioletはライツロッカーでユーザーが購入したコンテンツの購入履歴を管理し、ネット上でデジタル機器に映像ソフトをダウンロードして楽しんだり、ストリーミングで観るための権利情報を、提携する映像配信サイトに提供している。この機能はうまく動作しており、UltraViolet対応コンテンツを登録すると、どんな映画ソフトを持っているかが一覧できる。

 さらに共通コンテンツフォーマットを定義し、さらにDRMも代表的な5つをサポートした。理由はおそらく、配信用の動画ファイルを1種類にしたかったからだ。米国ではたくさんの会社がオンラインで映画配信を行なっており、それぞれ異なる動画形式やDRMを採用している。DRMは主要なものをすべてサポートするとしても、動画形式をたくさん持つのは非効率的だ。

 だからDRMはWindows DRM、Marlin、Wide VINEなど主要5規格をサポートし、動画形式は新たに定義して共通化することにした。ところが、この二つの決定には大きな落とし穴があった。

 まず、全DRMを同時サポートしているため、どれかひとつセキュリティが甘いDRMがあって突破されると、他のDRMが健全でもコンテンツが盗まれ放題になる可能性がある。サーバー側は5つのDRMをすべてサポートしなければならないため、セキュリティホールが開いたら塞ぐことはできない。とはいえ、挙げられているDRMは実績があるものなので、これはあまり大きな問題ではない。

 しかし、新しいファイルフォーマットが将来必須になることは問題になる可能性がある。既存の映像配信サービスはCFFを使って映像を保管しているわけではないからだ。

 たとえばアマゾンは既に映像配信サービスを事業として行なっているし、アマゾンでDVDやブルーレイを購入すると、Digital Plusという機能で購入後、1週間はストリーミングで映像を見ることができる。Cinema Nowやvuduにしても、UltraVioletの枠組みに参加する利点はないように見える。

 本来なら、パッケージ購入者に対する付加サービスの域を超えて、エレクトロニックセルスルー(EST:デジタル配信で“売り切り”販売すること。購入した履歴を管理しておき、いつでもダウンロード、ストリームできるようにする売り方)とパッケージ販売をUltraVioletでつなぎたいのだろうが、既存事業者からすれば自社のシステムをUltraVioletに対応させる理由がない。

 そんなわけで、共通ファイルフォーマットとDRMについては、当面、自由にして良い(決めようにも決まらないし、決めても誰も準拠しようとしないから)となった。自由にしていい、と言われると、各社とも本当に自由にやり始める。めまぐるしく管理方法が変更されているため、現時点での話だが……

・ワーナー・ブラザーズの場合、買収したFlixsterという映画関連情報サイトに登録させるよう誘導。Flixstarを通じて映像配信を行なっている。Flixsterはストリーミングとダウンロードの両方をサポートしており、UltraVioletに不足する配信部分を担っているが、独立したサービスであるためUltraVioletとは異なるルールの部分があり、整合性は取れていない(が、同時に運用されているという変な状態)。フォーマットはWindows Mediaで、DRMはWindows DRMと思われる。

・ソニー・ピクチャーズの場合、自社グループ内で運用する映像配信サービス。フォーマットはWindows Media(Silverlight)で、DRMもWindows DRMと思われる。なお、Sony Entertainment Networkとの互換性はなく、UltraVioletに登録してもVideo Unlimitedとは直接連携しないようだ(将来はするのかもしれない)。ところが、Flixsterとは連動しており、UltraVioletを通じてFlixsterに使用権が自動登録される。

SPEの独自ダウンロードサービスのダウンローダ兼再生アプリ。チャプタージャンプなどの機能がある ソニーのシステムでダウンロードを指示したところ
ソニーピクチャーのズUltraVioletページで所有するライブラリを確認。ソニーピクチャーズの映画はマネーボールしか所有していないが、他社の所有権も見えている。再生可能な解像度の情報も「SD」「HD」として表示されているのが見えるが、現時点ではSD解像度しか利用出来ないようだ ソニーピクチャーズのページでマネーボールを登録したところ。その場でストリーミング、ダウンロード両方が可能になった。ただしダウンロード回数や期限は設定されており、ネット上のデジタルオーナーシップとは意味合いが異なる

・ユニバーサル・ピクチャーズの場合、Universal Hi-DEFというサービスに登録するとFlixsterに同時登録され、Flixsterを使った映像配信サービスを受けることができる。同時にパソコン向けには自社サイトからのストリーム再生をさせる機能がある。さらに、ユニバーサルは(おそらく今だけ?)大盤振る舞いで、iTunes、Windows Media、vudu、アマゾンのダウンロード用コード(いずれかひとつ)をその場で発行してくれる。Flixsterとは同時に登録が可能だ。

こちらはユニバーサルの例。ユニバーサルの独自配信はPC上でのストリーム再生のみをサポート。それ以外はFlixsterを使う ユニバーサルのUltraViolet対応サイトから所有する製品を確認。他社(ワーナー)のタイトルは薄く表示されている。アイコンにもあるように、Flixsterと連動していることが明示されている。ソニーピクチャーズもFlixsterを通じた視聴が可能になっているが、特に登録は必要なく実装がかなり異なる
ユニバーサルから発行されたクーポンを使ってダウンロードが可能 なぜかこのタイトルではWindows Mediaがサポートされていないが、基本的に4種類の追加クーポンが発行できる。UltraViolet+これら4つのデジタル配信のうちのひとつを利用出来るが、これはユニバーサル独自の措置でUltraVioletとは直接関係がない

 少々複雑なことに、Flixster、ソニーピクチャーズ、ユニバーサル・ピクチャーズのIDは、それぞれUltraVioletのIDとは別に取得し、サービスを連結しておかなければならない。またユーザー体験も著しく異なる。ソニーピクチャーズが提供しているパソコン向けダウンロード再生用プレーヤーは、ちゃんとチャプタージャンプなどの機能をサポートしているが、Flixsterにはその機能はない。その代わり、元々映画情報サイトだったFlixsterには、出演者情報や制作者情報が豊富にあり、クロスリンクが張られている。

画面中にもあるが、FlixsterはiOS、Android、パソコンを幅広くサポートしており、別途単独のサービスとして成り立っているため、各社から利用しやすいのだろう。参加三社ともが配信インフラとして利用している。ただし、UltraVioletの共通コンテンツフォーマットには対応しておらず、ライツロッカーの仕様やダウンロード許可のルール(家族IDの概念など)は異なっており、細かく言えば不整合はかなり多い

 記事を書いておいて、こんなことを書くのはナンセンスかもしれないが、文章を読んでUltraVioletの混迷なる状況を把握できる人はほとんどいないだろう。矛盾点は膨大で、ここにすべてを書き連ねると、何の記事なのかわからなくなってしまう。

 ライツロッカー機能は動いているが、ユーザーとサービスを結びつける部分に関しては、日々アップデートが繰り返されており、参加企業全体で試行錯誤を繰り返している段階のようだ。この記事を書いているたった二日間の間にもマイナーなアップデートが行なわれている。

現時点でのUltraVioletの運用形態

 UltraVioletには、他にも20世紀フォックスやパラマウントも賛同しているが、両者ともUltraVioletに対応したソフトは販売していない。20世紀フォックスは様子見、パラマウントは自社サーバーでの運用を最初から行なうつもりがないことを明らかにしているため、規格が落ち着いた頃にはじめる形になるだろう。


■ それでも力の入るUltraViolet

 コンテンツ形式やDRMについて、しばらくは規定しないとのルールで暫定始動したUltraVioletだが、この先はどうなっていくのか。CES、ハリウッドと取材をした中でも、まだ将来像はハッキリ見えてこないが、ワーナーやソニーピクチャーズは、UltraVioletをポスト光ディスク時代の本命と見据えて立ち上げに力を入れている。

 おそらく日本から想像しているよりも、彼らは本気でブルーレイディスクの立ち上げ時と同じぐらいの重要性で取り組んでいる。

 もちろん、前述したようにネット上で“売り切り販売”とするESTという考え方が定着する可能性はある。映画を1本購入したら、それは好きな時に好きなデバイスで、ストリーミングでもダウンロードでもその場に合う形で観ていいですよ、となるのかもしれない。が、売上げ規模も販売方針も違う映画会社が一緒になって、UltraVioletを推進していくことは極めて難しいだろう。

 また、ESTで販売する場合は、アマゾンのような販売ポータルの協力が必須になってくるが、アマゾンは自社でデジタル配信サービスを行なっており、パッケージとESTの両方を自社販売サイトでうまく統合している。店頭でのパッケージ販売が減り、アマゾンからの通信販売へと流通が移り変わっていく中で、アマゾンがわざわざUltraViolet規格に対応するためクラウド内のライブラリを別フォーマットに変換し、他社サービスと接続する利点はあるのだろうか?

 ワーナー、ソニーピクチャーズが口を揃えるのは、共通ファイルフォーマットのCFFが定まった方が普及が加速するはず、という見解だ。そうすれば配信業者は配信先機器ごとに複数のデータを持つ必要がなくなる。機器メーカーもCFFだけに対応していれば、必ずUltraViolet対応映画スタジオのコンテンツに対応できる。

 一種類のエンコードならば、映画会社自身がエンコードしてから販売業者にデータ引き渡せばいいため、既存の配信会社にとっては利点の方が大きいという。


 ワーナーによると、UltraVioletのIDを保有している世帯は約75万。家族IDを含めて利用者は100万人で、11月にはじめたサービスとしては多い方なのかもしれない。会員の多くは「ハリーポッター死の秘宝 Part2」を所有しているそうだが、このタイトルのブルーレイディスクは600万枚が販売されている。

 今後もワーナー、ソニーピクチャーズ、ユニバーサルピクチャーズがUltraViolet対応ソフトを出し続ければ、会員数はどんどん増えていくだろう。日本でも、映像コンテンツ業界の中で、UltraVioletを日本市場でも応用できるのではないか? との議論が行なわれているようだ。

 しかし、コンテンツオーナーシップに基づいて、デジタル配信と光ディスクパッケージをどう結びつけるか? という議論は、まだまだ紛糾するだろう。UltraVioletに関する議論は、すでに3年以上の時間を費やしてきたというが、まだユーザーを巻き込めるほどに成熟はしていない。

 ところが、実はコンテンツ・オーナーシップの概念を、きちんと理想的な形で実践している例がある。それは米ディズニーのサービスだ。この続きはUltraVioletの続報に加え、ディズニーが今年半ばにサービスを開始するDisney Studio All Accessというサービスがどんな枠組みなのかを見ていこう。

 

(2012年 1月 19日)


本田雅一
 (ほんだ まさかず) 
 PCハードウェアのトレンドから企業向けネットワーク製品、アプリケーションソフトウェア、Web関連サービスなど、テクノロジ関連の取材記事・コラムを執筆するほか、デジタルカメラ関連のコラムやインタビュー、経済誌への市場分析記事などを担当している。
 AV関係では次世代光ディスク関連の動向や映像圧縮技術、製品評論をインターネット、専門誌で展開。日本で発売されているテレビ、プロジェクタ、AVアンプ、レコーダなどの主要製品は、そのほとんどを試聴している。
 仕事がら映像機器やソフトを解析的に見る事が多いが、本人曰く「根っからのオーディオ機器好き」。ディスプレイは映像エンターテイメントは投写型、情報系は直視型と使い分け、SACDやDVD-Audioを愛しつつも、ポピュラー系は携帯型デジタルオーディオで楽しむなど、その場に応じて幅広くAVコンテンツを楽しんでいる。

[Reported by 本田雅一]