音楽配信「エニーミュージック」が'13年1月サービス終了

-ホームオーディオ用のATRAC配信


 エニーミュージックは19日、ホームオーディオ機器向けの音楽配信サービス「エニーミュージック」を2013年1月17日をもって終了すると発表した。購入楽曲の再ダウンロード終了日時は2013年1月31日正午。

 2004年5月20日にスタートしたエニーミュージックは、インターネットにブロードバンド接続したホームオーディオ機器に、直接音楽を配信したり、関連サービスを提供するためのネットワークサービス/共通プラットフォーム。著作権管理技術には、ソニーが開発したOpenMGを、配信コーデックにはATRAC3を採用。過去にソニーやパイオニア、オンキヨー、シャープ、ビクター、ケンウッドなどが対応コンポを販売していた。立ち上げ開始から約8年8カ月でのサービス終了となる。

 なお、サービス終了後も対応機器に保存されている購入楽曲は従来通り利用可能としている。


ソニーの初代エニーミュージック端末「NAS-A1」パイオニアの初代エニーミュージック端末「X-AM1」

(2012年 7月 20日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]