オンキヨー、薄型AVアンプを使った2.1chシアター

-24bit/192kHz FLACやDSDに対応。75,000円


BASE-V50

 オンキヨーは、2.1chシアターパッケージ「BASE-V50」を10月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は75,000円前後。

 24bit/192kHz対応のネットワークプレーヤー機能も備えたAVアンプ「NR-365」と、2.1chスピーカーを組み合わせたシアターパッケージ。NR-365も単品で販売するほか、NR-365とサブウーファをセットにした「BASE-SW50」も発売予定で、店頭予想価格はNR-365が5万円前後、BASE-SW50が65,000円前後。


BASE-SW50NR-365

 NR-365は、最大出力45W×5ch(6Ω)/定格出力35W×5ch(6Ω)の5ch AVアンプ。DLNA/Windows 7対応のネットワークオーディオ機能を備えており、WAV、FLACの24bit/192kHzファイル再生やDSD、Apple Losslessのネットワーク再生に対応する。USBも装備し、FLAC/DSD/Apple Losslessなどの再生も可能。また、iPhone/iPodのデジタル音声入力にも対応する。

 瞬時電流供給能力(HICC)は、「高級ピュアオーディオアンプレベルまで向上」としており、高いスピーカー駆動力を実現。ピュアなアナログ信号を生成するVLSCをフロント2chに搭載するほか、バーチャルサラウンドの「Theater-Dimensional」、自動音量調整「Audyssey Dynamic Volume」などに対応。14種類のオリジナルリスニングモードも備えている。

 HDMI入力は4系統で、3Dやオーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応。また、プレビュー画面で他のHDMI機器の映像を表示できる「InstaPrevue」にも対応する。HDMI以外にデジタル入力×3、アナログ音声×2を装備。出力はサブウーファ×1。

 radiko.jpやvTuner/AUPEO!などのネットワークサービスに対応。iOS/Androidアプリの「Onkyo Remote」を使った操作にも対応する。外形寸法は365×304.5×93.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.9kg。

 フロントスピーカーは、8cm N-OMFコーン型ウーファと、2cmバランスドームツィータからなる2ウェイ。80kHzまで再生できるツィータの採用により、音場の空気感や楽器の倍音成分などを引き出すという。外形寸法は102×128×175mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.2kg(1本)。

 サブウーファは、16cm OMFコーンユニットを搭載。短形ダクトの「AERO ACOUSTIC DRIVE」により45Hzまでの低域再生が可能。外形寸法は246×314×307.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.3kg。


(2012年 9月 13日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]