B&W、DSPでセットアップを容易にした新サブウーファ

-400WクラスDアンプ採用の「PV1D」。20万円


 ディーアンドエムホールディングスは、Bowers & Wilkins(B&W)のデジタルアンプ内蔵サブウーファ「PV1D」を9月下旬より発売する。価格は20万円。カラーはマット・ホワイトとマット・ブラックの2色を用意する。

PV1D(マット・ブラック)PV1D(マット・ホワイト)

 新開発の出力400WのクラスDアンプと、200mmペーパーケブラー/アルミニウムコーンロングスローのウーファユニットを2基搭載したサブウーファ。ユニットは背中合わせに配置し、不要な共鳴を抑えている。新ドライブユニットとアンプ採用により、旧モデルより深く速い低音を実現するという。

 同社サブウーファの最上位機「DB1」用に開発したDSPプラットフォームを採用し、過負荷や可聴歪みを抑制。また、B&W製スピーカーで推奨されているローパスフィルターとディレイ設定をあらかじめプリセットしてあり、簡単なセットアップで、最適な2.1chやシアタースピーカー構成を実現できるという。対応スピーカーはB&W 685、CM1、PM1など。

 本体の有機ELディスプレイとタッチボタンを使うことで、事前設定や調整が可能。また、PCソフト「SubApp」を利用することで詳細な設定も可能で、5つまでのプリセット設定が可能となる。

 再生周波数帯域は6.5Hz~570Hz。入力インピーダンスは100kΩ。SN比は100dB以上。入力端子はRCA×2。12Vトリガー端子なども備えている。消費電力は150W(待機時1W)。外形寸法は270×358×342mm(幅×奥行き×高さ)、重量は18.7kg。


(2012年 9月 20日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]