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ニコニコ超会議2、任天堂特別協賛で'13年4月開催

チケットや併催イベント発表。バス/鉄道ツアーも

任天堂から岩田聡社長が登壇

 niconicoは6日、2013年4月27日、28日に幕張メッセで開催予定の大規模イベント「ニコニコ超会議2」に関する発表会をニコファーレで開催。協賛企業としてローソンなどが参加するほか、任天堂が特別協賛。経済産業省も後援する事などを明らかにした。

 今年の4月に初めて開催された「ニコニコ超会議」は、イベントとしては盛況だったが、開催に伴う赤字が最終的に4億7,000万円を超える結果となった。そのため、「ニコニコ超会議2」の開催を発表した7月、ドワンゴの川上量生会長は「(来年は)もうちょっとマシな形でやりたい。イベントを応援してくれる企業様をきちんと募集したい」と語っており、今回、決定したスポンサー企業が発表される形となった。

今年の「ニコニコ超会議」の様子。左から、会場入口、鉄道ツアーで運行したブルートレインと向谷実さん、100人以上での“踊ってみた”の様子
ドワンゴの夏野剛取締役、川上量生ドワンゴ代表取締役会長と握手をする岩田聡社長

 発表会には、特別協賛の任天堂から岩田聡社長が登壇。任天堂は昨年から、インターネットの中継を使い、直接ユーザーへ最新情報を届ける「Nintendo Direct」などの活動を行なっているが、その映像をニコニコ生放送でも配信。それがniconicoと任天堂の関わりとなっている。また、既報の通り、12月8日に発売される新ゲーム機「Wii U」向けに、ニコニコ動画を視聴できるアプリ「ニコニコ」も提供される。

 岩田社長は「(ニコニコ生放送で)沢山のご声援、コメントを頂いている。これもニコニコさんのご協力、ご覧いただいている視聴者様あってのことと感謝している。特別協賛をさせていただく決定をしたのは、ニコ生の視聴者の皆様への感謝の気持ちとして、ぜひ我々もご協力させていただきたいと考えたから。ネットとリアルの融合を掲げ、ニコニコを愛する皆さんの言わば遊び場であるニコニコ超会議の発展に、任天堂も微力ながらお役に立てれば」と説明。

 さらに、「このたびは特別協賛と、たいそうな位置付けでお声掛けいただきましたが、“ニコニコ超会議を任天堂色に染めよう”などとはまったく思っておりませんのでご安心ください。皆さんのやりたいようにやっていただくのがニコニコだと思っております」と頭を下げ、ニコファーレに集まったニコニコユーザーから喝采を浴びた。

 任天堂以外にも、カラオケの鉄人、シルバースタージャパン、ローソンが協賛。さらに、ソニー・コンピューターエンタテイメント、日本マイクロソフト、角川グループ、アニプレックス、大塚食品、グッドスマイルカンパニー、肉の万世、ヤマハなどの企業が出展する事が発表された。さらに、経済産業省も後援としてバックアップする。

左からドワンゴの夏野剛取締役、川上量生ドワンゴ代表取締役会長
協賛/出展企業一覧(12月6日時点)

 ドワンゴの夏野剛取締役は、「ドワンゴの社員は(任天堂の本社がある)京都に足を向けて寝られない状態です(笑)。これで赤字額が少しは減りますが、これでも黒字の予定は無いんです」と説明。川上量生ドワンゴ代表取締役会長は「トントンで行きましょう」と語り、場内の笑いを誘った。

 さらに夏野氏は、日本マイクロソフト(Xbox)、ソニー・コンピュータエンタテイメント(PlayStation)、任天堂という、家庭用ゲーム機の3大プラットフォームメーカーが参加している事を強調。「東京ゲームショウでも実現してない」と胸を張った。

 なお、会場は幕張メッセ国際展示場の1〜8ホールを使用。開催日は4月27日(土)10:00〜18:00と、4月28日(日)10:00〜17:00。入場券は前売券が1,500円、当日券が2,000円、2日間通し券(前売りのみ)が2,500円となる。

 また、行列に並ばずに入場できる「優先入場券」も、ローソンチケットで数量限定で販売。これらの詳細は公式サイトで案内されている。


 今年の超会議と同様に、同人誌即売会などの併催イベントも実施される。

併催イベントの一覧。今後も増える可能性がある

 アニメキャラクターのイラストなどで彩られた車=痛車が集まる「痛Gふぇすた出張編inニコニコ超会議2」(27日、28日両日開催)、VOCALOID関連オンリーの即売会「THE VOC@LOID 超 M@STER 24」(27日、28日両日開催)、ミニコミ誌、批評誌、文芸誌など、文章メインの同人誌即売会「超文学フリマ」(28日のみ開催)、東方Projectオンリー同人誌即売会「東方Project 博麗神社 例大祭」(27日のみ開催※通常の例大祭を開催すると来場者が多くなりすぎるため、出張版のような内容になる予定)など。

 さらに、ユーザー参加型の研究の場として、昨年も開催された「ニコニコ学会βシンポジウム」(27日、28日両日開催)では、虫の魅力をプロに学ぶイベント「昆虫大学出張講義(仮)」や、様々なコミュニティがそれぞれの制作物、プロジェクト、運営方法などを披露しあうセッション「FAB100連発(仮)」、「研究100連発」や「研究してみたマッドネス」など、合計約8つのセッションが予定されている。

 【お詫びと訂正】
 記事初出時、「イグノーベル賞受賞者による対談」や、「冨田勲氏らを招いたトークショー」が開催されると記載しましたが、これは12月22日に開催される「第3回ニコニコ学会βシンポジウム」の内容でした。お詫びして訂正させていただきます。(2012年12月11日)

 また、超会議後に、ユーザーやアーティストが出演して開催されるライブイベント「ニコニコ超パーティーII」の情報も公開。「演奏してみた」、「歌ってみた」、「踊ってみた」などのジャンルで人気を集めるユーザー達が、ステージに登場する事が発表された。さらに、ライブの入場券情報、ネットで鑑賞するためのチケット情報なども明らかになっている。これらは公式サイトを参照のこと。

「ニコニコ超パーティーII」の出演者発表第一弾
「ニコニコ超パーティーII」のチケット情報

 また、地方参加者向けには、「ニコニコ超バスツアー」(協力:JTB)、「超鉄道ツアー/ニコニコ超会議号」(協力:向谷倶楽部)も実施。バスツアーは日本各地から幕張メッセへバスが出るだけでなく、バスの中でニコニコバスガイドによる見所説明や、イベントを上手に楽しむための情報が書かれたしおりの配布、専用入り口から場内にいち早く入場できるなどの特典が用意される。

 鉄道ツアーでは昨年、大阪から上野へブルートレインが運行されたが、来年も貸切列車ツアーを企画。詳細は後日発表されるという。

「ニコニコ超バスツアー」の情報
超会議2に関する今後の発表スケジュール

(山崎健太郎)