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JVC、iPhone 5も接続できる重低音オーディオシステム

13cmウーファ搭載「RVシリーズ」のスタイリッシュモデル

RV-S1-S

 JVCケンウッドは、JVCブランドの新製品として、iPhone/iPod対応オーディオシステム「RV-S1-S」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,000円前後。カラーはシルバー。

 8cm径フルレンジ2基と13cm径のスーパーウーファ2基、総合出力40Wのアンプを内蔵し、iPhoneなどの音源を大音量/重低音で楽しめる「RVシリーズ」のオーディオシステム。

 低音を重視するコンセプトは継承しながら、シンプルな本体デザインの採用や音質設計の変更などで、スタイリッシュさを好む音楽ファンや女性の利用も想定。「重低音だけでなく、バラードのボーカルなどもしっとり聴かせる」という。2012年4月に発売されたフラッグシップモデル「RV-NB90-B」などとは異なり、CDプレーヤーやBluetoothは搭載しない。

内部構造
側面に大型のウーファを内蔵する
前面に操作部の「オペレーションバー」、背面にツインダクトを装備

 本体中央にiPhone/iPod(30ピンDockコネクタ)用のクレードルを搭載。装着したiPhoneなどを保護するスライド式のカバーも備える。iPodのビデオ出力用にコンポジット端子も装備。USB端子も搭載し、iPhone 5などのLightningコネクタ搭載モデルも、Lightning-USBケーブルで接続して再生可能。USBメモリやSDカード内のMP3/WMAファイルも再生できる。

 アンプ出力はフルレンジが5W×2ch、ウーファが15W×2ch。4つのスピーカーを独立したアンプで駆動する。筐体は円筒形状の「チューブ構造」で、音質に影響する振動の排除を図っている。アナログ音声入力やヘッドフォン出力も装備。FMチューナも内蔵する。AC駆動のほか乾電池でも動作可能。外形寸法は615×267×196mm(幅×奥行き×高さ)。

iPhone/iPodクレードル部はスライド式のカバーで覆われている
カバーを開けたところ
Lightning-USBケーブルを使ってiPhone 5も接続可能
背面
リモコン

(中林暁)