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ソニー、スピーカー「ESシリーズ」にピアノ仕上げモデル
塗装にあわせ音質チューニングしたプレミアム機
（2013/2/12 13:10）
ソニーは、“ハイスタンダード”と位置づける「ESシリーズ」スピーカーにピアノ塗装仕上げのフロア型「SS-NA2ESpe」とブックシェルフ型「SS-NA5ESpe」を追加。3月9日より発売する。価格はフロア型が249,900円、ブックシェルフが157,500円。
通常モデル「SS-NA2ES」、「SS-NA5ES」との違いは塗装で、従来モデルのつや消し塗装から、SS-NA2Epe/NA5peでは光沢あるピアノ塗装に変更し、高級感を高めている。塗装の変化により音質も調整しており、エンクロージャの響きに対応したチューニングを実施。具体的にはツィータにおいて、上位機のAR1/2で採用している振動板後方のエアー処理方法を応用しているという。そのため、価格もフロア型が従来モデル比で50,400円アップ、ブックシェルフ型は21,000円のアップとなっている。
同社のリファレンスモデル「ARシリーズ」の設計思想や技術を継承したスピーカー。SS-NA2ESpeは、3ウェイのフロア型スピーカーで、ユニットは3ウェイ6スピーカー構成。5mm径のメインツイータと、それをアシストする19mm径のツイータ2個をメインの上下に搭載した「I-ARRAY System」を採用。指向特性の広さと音圧の高さの両立を図っている。ウーファは、ミッドレンジは130mm径のコーン型、ウーファは165㎜径アルミコーン2基のダブルウーファ構成で、強力な磁気回路で駆動するという。
エンクロージャは、北欧産のバーチ(樺)材を使用。バッフルの板厚は36mmで、強固な剛性を実現いている。システム全体の再生周波数帯域は45Hz～45kHz。クロスオーバー周波数は400Hz/4kHz。出力音圧レベルは90dB(2.83V/m)。インピーダンスは4Ω。最大入力は100W。外形寸法は255×415×990mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約32㎏。
SS-NA5ESpeは、2ウェイ4ユニットのブックシェルフスピーカー。25mm径ソフトドームツイータ×1と19mm径ドームツイータ×2、130mm径アルミコーンウーファ×1で構成。ツイータ部には、自然で広い指向特性を実現する「I-ARRAY System」をネットワークを最適化して搭載している。
再生周波数帯域は45Hz～45kHz、出力音圧レベルは86dB(2.83V/m)、最大入力は70W、インピーダンスは4Ω。外形寸法は約205×325×355mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10kg。