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iPhoneライブ配信用のマイク付き音声インターフェイス
フォステクス発売。デジカメ/PC接続も。LR個別レベル/パン調整
(2013/4/4 13:20)
フォステクスは、iPhoneなどに装着して音声収録できるマイク付きオーディオインターフェイス「AR101 オーディオレトリバー」を4月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円前後。
プラグインパワー型の単一指向性コンデンサマイクを2個備えたUSB接続のオーディオインターフェイスで、iPhone/iPadやデジタル一眼カメラ、PCを使ったインターネットライブ配信などでより高音質な音声収録を可能にする。ステレオミニのライン/マイク兼用入力を2基備え、最大4chに対応する。
iPhone/iPad用に30ピンDockコネクタ接続のケーブルが付属するほか、別売のApple Lightning-30ピンアダプタを使用することで、iPhone 5やiPad miniなどとも接続して利用できる。iPhoneをケースに入れたまま(厚さ約11mmまで)保持できるスマートフォンホルダーも付属。このホルダーには、カメラ用オプションを装着可能な三脚ネジ穴を縦横の2カ所に備える。
デジタル一眼カメラとの接続にはアナログ出力端子を使用。本体をカメラのシュー部分に装着できるアダプタも同梱する。PCのオーディオインターフェイスとして使用する際は、OS標準のドライバで動作する。対応OSはWindows XP以降と、Mac OS X 10.6以降。
本体にLEDのレベルメーター(11ドット)を備え、L/Rの入力ごとのレベルを視認可能。また、ロータリーエンコーダを備え、LR個別の音量やパンの調整も行なえる。さらに、iOS用のアプリもApp Storeで無償提供し、パンやローカット、リミッター、出力レベルなどを調整できる。アナログ音声出力時も、ライン/マイクの出力レベルを切り替えられる。ヘッドフォン出力を備え、モニタリングも可能。イヤフォンも付属する。
電源はUSBバスパワーで動作。デジタルカメラと接続する場合は、別途ポータブルバッテリなどで給電する必要がある。
設定可能なゲインは-12~-59.5dB。周波数特性は20Hz~20kHz(±3dB)、ノイズレベルは-93dBV以下。外形寸法は83×31×33mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約60g。