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パナソニック、タブレットで映画鑑賞用Bluetooothスピーカー

NFCにも対応の2.1chシステム。実売18,000円

SC-NP10。タブレットは別売

 パナソニックは、タブレットなどの音声をワイヤレス再生できるBluetoothスピーカー「SC-NP10」を5月17日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円前後。

 タブレットでの動画視聴を想定し、横にして立てかけられるスタンド状のボディを採用した2.1chスピーカー。立てかける角度は3段階で調整できる。ダイレクト・ダイアログ・サラウンド技術により、セリフの明瞭度を維持したまま映画館のようなサラウンドを実現できるという。

 左右のスピーカーは3×10cmのコーン型で、左右それぞれ12度外側に傾けたスラントスピーカーポジションを採用。音の広がりに配慮している。サブウーファは新開発の8cmユニットを上向きに配置しており、コンパクトながら低音再生を強化。さらに、約20mmのロングエアロストリームポートにより、豊かな低音再生を目指したという。出力は7W×2ch+7W。

 BluetoothにVer.3.0に準拠し、Bluetoothリ.マスターにより音質を向上。プロファイルはA2DPで、コーデックはSBC。

SC-NP10
タブレット設置用のスロットとスタンドを備えている

 NFCにも対応しており、音楽再生アプリ「Panasonic Music Streaming」をおサイフケータイやNFC搭載のAndroidスマートフォン/タブレットにインストールすることで、タッチするだけで簡単にBluetooth接続が完了する。Bluetoothの音楽再生も同アプリを利用する。

 本体にはDC出力端子(USB A)を2系統装備し、タブレットとスマートフォンの2つの機器を同時に充電できる。またステレオミニの音声入力も備えている。消費電力は10W。外形寸法は271×186×65mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.6kg。

(臼田勤哉)