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PS3ゲーム「パペッティア」にヘッドマウントディスプレイ専用3Dモード

PlayStation 3用ゲームソフト「パペッティア」

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、9月5日に発売するPlayStation 3向けのゲームソフト「パペッティア」(Blu-ray Disc版:5,980円/ダウンロード版4,900円)に、ソニーが発売しているヘッドマウントディスプレイ「Personal 3D Viewer」(HMZシリーズ)に最適化した3D表示を行なう専用モードを搭載すると発表した。

 ヘッドマウントディスプレイのHMZシリーズは、HD解像度の有機ELパネルを2枚搭載。装着する事で、大型スクリーンが目の前にあるように感じられ、映画などが楽しめる。また、左右の目に異なる映像を表示しやすい構造であるため、クロストークの少ない3D立体視が楽しめる。

ヘッドマウントディスプレイの「HMZ-T2」。0.7型/1,280×720ドット有機ELパネルを2枚採用。750インチのスクリーンを20mの距離から視聴したような大画面が楽しめる

 ゲームの「パペッティア」では、通常の3Dテレビでも立体視が可能だが、映像をHMZシリーズ用に調整した専用モードを搭載。「画面の明るさ、発色など実際のゲームの開発環境の映像と比べても遜色なく、通常の3Dテレビに比べてクリエイターが意図した通りの3Dを再現し、ダイナミックな奥行きを作り出す」という。

ヘッドマウントディスプレイ用モードの選択画面

 「パペッティア」は、「魔法劇場で繰り広げられる人形劇」というコンセプトで制作されたゲーム。手前に幕、奥に様々な大道具が配置された舞台で、キャラクター達が動き回るという、奥行き感のあるゲーム画面を採用しており、観劇するように楽しめるのが特徴。SCEでは「(ヘッドマウントディスプレイでプレイすると)本当の劇場にいる様な、これまでにない体験をお楽しみいただける」としている。

「魔法劇場で繰り広げられる人形劇」がコンセプト。舞台の上をキャラクターが動きまわる
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
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(山崎健太郎)