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192kHz対応サウンドカード「Sound Blaster Audigy Rx」

7.1ch対応で6,980円。3,980円の「Audigy FX」も

Sound Blaster Audigy Rx

 クリエイティブ・メディアは、最大24bit/192kHzステレオ出力に対応したサウンドカード2製品を9月中旬より順次発売する。価格はオープンプライス。最大7.1ch対応の「Sound Blaster Audigy Rx」は9月下旬に発売し、直販価格は6,980円。5.1chエントリーモデルの「Audigy Fx」は、9月中旬に発売し、直販価格は3,980円。対応OSはWindows Vista/7/8で、RxのみWindows XPにも対応する。

 いずれもPCI Express x1(PCIe)接続のPCの用サウンドカードで、最大24bit/192kHzのステレオ音声出力に対応。SN比は106dB。

 「Sound Blaster Audigy RX」は、最大7.1chまでのマルチチャンネルアナログ音声出力が可能。7.1ch出力時は3つのライン出力を使い、24bit/96kHzまでの対応となる。7.1ch出力用ケーブルは別売。光デジタル出力端子も搭載し、24bit/96kHzまでのデジタル音声出力が可能。ドルビーデジタル/DTSのパススルー出力にも対応する。

 ライン入力は24bit/96kHzまで対応。また、2つのマイク入力端子を装備し、2本のマイクで友人と歌ったり、トークの配信が可能。ただし、2つのマイク入力からの音声は1系統にミックスされ、個別にコントロールすることはできない。リバーブやピッチコントロールなどのエフェクトのほか、再生中の音楽にマイク音声をミックスして録音できる再生リダイレクト(ステレオミックス)機能も搭載する。

 ライン出力の1系統は、ヘッドフォン出力を兼用。最大600Ωまでのヘッドフォンを駆動できる。対応APIは、EAX 1.0/2.0/EAX ADVANCED HD /4.0。外形寸法は137×111mmで、重量は約102g。

Audigy Fxにはロープロファイル用ブラケットが付属

 「Sound Blaster Audigy FX」は、最大5.1ch出力までのエントリーモデルとなる。Audigy Rxとの違いは、マルチチャンネル出力が24bit/96kHz、最大5.1chまでとなるほか、光デジタル音声出力も省かれている。

 SBX Pro Studioテクノロジーによるバーチャルサラウンドや、低音強化機能などを利用可能。ロープロファイル用ブラケットが付属し、省スペースのスリム型PCケースにも使用できる。

 出力端子はアナログライン出力3系統で、うち1つはヘッドフォン出力も兼ねる。ヘッドフォンは最大600Ωまで駆動可能。マイク入力とライン入力を装備する。対応APIは、EAX 1.0/2.0/EAX ADVANCED HD /4.0/5.0、Open AL。外形寸法は125×69mmで、重量は約64g。

(一條徹)