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クリエイティブ、実売7,800円の新サウンドカード

「Sound Blaster Recon3D r2」

PCIe Sound Blaster Recon3D r2

 クリエイティブ・メディアは、SBX Pro Studioテクノロジーを搭載したサウンドカード「PCIe Sound Blaster Recon3D r2(SB-R3D-R2)」を6月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は7,800円。

 2011年12月発売のPCIe Sound Blaster Recon3D(SB-R3D)の後継モデルで、独自のオーディオ技術「SBX Pro Studio」を搭載したことが最大の変更点。Sound Blaster Zシリーズに続く、コストパフォーマンスに優れたミッドレンジ新モデルとして展開する。

 パソコンとの接続はPCI Express x1で、オーディオプロセッサとしてクアッドコアの「Sound Core 3D」を搭載する。オーディオ技術の「SBX Pro Studio」は、圧縮音源を高音質化する「SBX Crystalizer」やバーチャルサラウンドの「SBX Surround」、音量差を自動補正する「SBX Smart Volume」、映画音声の会話をクリアにする「SBX Dialog Plus」、低域強調技術「SBX Bass」などから構成される。また、ノイズリダクションやマイク集音範囲外の音を遮断する「Crystal Voice」技術を備えている。

 入出力は、アナログライン1~3(ミニジャック)と、光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力(ミニ)、ライン/マイク入力(ミニ)、光デジタル音声入力を装備。アナログ出力は24bit/96kHzのステレオ、もしくは24bit/48kHzの5.1チャンネルに対応する。

 ヘッドフォン出力は最大125mW出力(32Ω接続時)で、600Ωヘッドフォンも駆動できる。ヘッドフォンとライン出力は、Recon3Dコントロールシステムソフトウェアで変更できる。カードの外形寸法は125×111mm。重量は92g。対応APIは、EAX 1.0/2.0/EAX ADVANCED HD /4.0/5.0、Open AL。

(臼田勤哉)