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クラリオン、クラウド音声認識対応カーナビ「NX713」
地デジやAVC再生対応。新AVライトナビも
(2013/10/1 17:44)
クラリオンは新開発のクラウド型音声認識検索に対応した「NX713」と、AV機能を強化した「NX702W」の新カーナビゲーションシステム2製品を10月上旬より順次発売する。NX713は10月上旬に発売、NX702Wは11月中旬に発売し、価格はオープンプライス。店頭予想価格はNX713が15万円前後、NX702Wが7万円前後。
NX713
クラリオンの自動車向けクラウドサービス「Smart Access(スマートアクセス)」に対応いたカーナビゲーションシステム。7型/800×480ドットのタッチパネル液晶を備え、フリック動作によるスクロールや、ピンチイン/アウトによる拡大/縮小など、スマートフォンのように操作できる。
Googleの音声認識技術やGoogleプレイス情報を活用した自由発話型目的地検索機能「Intelligent VOICE」を搭載。音声での目的地指定などが行なえるほか、新たにクラリオンとイナゴが開発した自由対話型音声認識により、会話をしているような感覚で音声検索が可能という。共有型会話技術や文脈把握技術、自動言語理解技術などで構成されるnetpeopleを融合することで、ロードノイズや風切り音などの厳しい条件下の車載端末でも自然対話型の音声検索を実現する。
スマートフォン(iPhone 4/4S/5、Android)のアプリと連携でき、「NaviConアプリ」を用いてスマホから目的地を検索・指定したり、インターネットラジオアプリや、Twitter/Facebook、YouTubeの再生などが行なえる。ダウンロードボイスにも対応する。地図データはSDメモリーカードに記録しており、ゼンリンのデータを利用する。
DVD/CD再生機能や地上デジタルチューナを搭載。中継局スムーズサーチ機能により、自動的に受信感度の良い中継局に切り替えて、地デジ放送を楽しめる。SDカードスロットやUSB端子を装備し、CDから別売SDカードへの音楽録音「ミュージックキャッチャー」にも対応する。
アンプ出力は47W×4ch。独自音響技術「Intelligent Tune(インテリジェントチューン)」を搭載。Sound Restorer、Virual Bassなどの技術に加え、新たに音場効果を加える「Virtual Stage Enhancer」により、迫力ある音楽を楽しめるとする。
SDカードやUSBやメモリ内のMP4、WMV動画再生に対応。新たにMPEG-4 AVC/H.264形式の動画ファイルも再生可能となった。
NX702W
200mmワイド型のはめ込みナビゲーションで、6.8型/800×480ドットの液晶ディスプレイを装備する。
地デジの12セグ/ワンセグ受信やDVD/CD再生、FM/AMラジオの各機能を備える。USBメモリやmicroSDカードに記録したMP3、WMA形式の音楽ファイルのほか、動画ファイルの再生にも対応。また、新たにmicroSDカードに記録したMPEG-4 AVC/H.264形式の動画ファイル再生が可能になった。
アンプ部の最大出力は50W×4ch。メディアは8GBのmicroSDで、地図データには「まっぷるマガジン」約100冊分を集めた「マップルナビ4」なども含まれている。Bluetoothも内蔵している。