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定額配信のdビデオ、新作映画の都度課金レンタル配信開始。「パシフィック・リム」など1本420円

新作映画のレンタルで視聴できる「パシフィック・リム」

 エイベックス通信放送が運営し、NTTドコモが提供するスマートフォン向けビデオ配信サービス「dビデオ powered by BeeTV(dビデオ)」は17日、従来の月額会員サービスに加え、新たに作品ごとの都度課金サービスを開始。新作映画の個別レンタル視聴が可能になった。価格は映画1本420円。

 dビデオは約18,000タイトルをラインナップ、月額525円でそれらが見放題となる定額制動画配信サービスを実施しているが、そこに作品ごとのレンタル視聴サービスを追加。これにより、月額会員でないユーザーもサービスが利用できるようになる。

 レンタル視聴サービス開始時の主な対応作品は「パシフィック・リム」や「華麗なるギャッビー」、「ワールド・ウォーZ」、「ホワイトハウス・ダウン」、「ワイルド・スピード EURO MISSION」などの洋画や、邦画、アニメ映画など。海外ドラマや国内ドラマも順次対応していくという。

ワールド・ウォーZ
ホワイトハウス・ダウン
エリジウム

 利用できるデバイスは、定額サービスと同じ。ドコモのspモード契約をしているユーザーが、dビデオ対応デバイスを使って視聴でき、iPhoneを含むスマートフォンだけでなく、パソコン、タブレットなどでも利用できる。ただし、月額会員はマルチデバイスでの再生が可能だが、非会員は購入したデバイスでのみ視聴できる。また、iPhoneのdビデオアプリから、今回の個別課金は利用できず、dマーケットからの購入となる。

 配信はストリーミング、もしくはダウンロード。ただし、コンテンツによってダウンロードできないものもある。再生可能期間は、再生開始期限が決済後30日以内、再生を開始してからは48時間以内視聴できる。

 支払いにはケータイ払いと、ドコモポイントも利用可能。サービス開始を記念し、dビデオの月額定額サービスに登録すると、新作映画を1本お試しで楽しめるキャンペーンも2013年12月17日から2014年3月31日まで実施。期間中に登録すると、420円相当のクーポンが全員にプレゼントされる。さらに、2013年12月16日までに新規登録したユーザーにも、抽選で10万人にプレゼントされる。

(山崎健太郎)