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デノン、DSD対応USB DAC「DA-300USB」の発売を2月21日に決定。「ポタ研」出展も

DA-300USB

 ディーアンドエムホールディングスは、デノンブランド初となる単体USB DAC兼ヘッドフォンアンプ「DA-300USB」の発売日を2月21日に決定した。DSDの2.8/5.6MHzと、24bit/192kHzまでのPCMデータに対応し、価格は60,375円。カラーはシルバー(S)。なお、2月8日に東京・中野サンプラザにおいて開催される、フジヤエービックのイベント「ポタ研 2014冬」にも展示される。

 '13年12月の製品発表時は「2014年2月発売」としていたが、正式な発売日が21日となった。2月7日には「DA-300USB スペシャルサイト」を開設、同製品のコンセプトや設計思想、活用イメージなどを紹介している。開発にあたったエンジニアの思いや、開発時のエピソードも近日公開予定としている。

 さらに、DA-300USBの購入者を対象に、AudioQuest製のUSBケーブル「USB Carbon 0.75m」が抽選で10名に当たる発売記念キャンペーンを2月7日から3月31日23時59分まで実施する。応募方法などの詳細は、キャンペーンページで案内している。

 「DA-300USB」は、フラッグシップSACDプレーヤー「DCD-SX1」の技術を小型筐体に凝縮したというモデル。DSD 2.8/5.6MHzの再生に対応し、ASIOドライバによるネイティブ再生とDoPに対応。PCM入力は24bit/192kHzまで対応する。PCM信号は独自の「Advanced AL32 Processing」により、ハイビット/ハイサンプリング化して処理。16bitの信号も32bit精度にハイビット化できる。上級SACDプレーヤーにも搭載されているという32bit/192kHz対応のDACチップを採用している。入力端子はUSB×1、光デジタル×2、同軸デジタル×1。出力は、標準ステレオのヘッドフォン端子×1、RCAのアナログ出力×1。

(中林暁)