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ベストのように着る振動スピーカー「fuiigo」、装着性高めた第2弾
2025年9月2日 17:30
氷川音響研究所は、身につけて使うことで音だけでなく、振動と揺れを体で感じられるウェアラブルスピーカー「fuiigo」の第2弾「fuiigo-1.1」を、クラウドファンディングサイトのMakuakeにて先行販売している。プロジェクト期間は10月29日まで。先行販売価格は49,800円だが、数量限定で5% OFFになるプラン、リピート購入者限定のスピーカー単体プランなどが用意されている。製品は2026年1月末までに発送予定。
ベストのように身につけて使用するウェアラブルスピーカー。2chスピーカーに加え、低音振動スピーカーユニットを使った特許取得済みの“揺れ機構”を搭載しており、スピーカーによる「音に包まれる感覚」と、振動ユニットにより、没入感ある体験ができる。
第2弾となるfuiigo-1.1では、振動や揺れを生成する部分がより身体に沿うように、外装の形状や体型への調整機構を変更。特に椅子に座りながら使う場合、振動を生成する部分の下端が背もたれに軽く接触するようになったため、振動が椅子全体に伝わり、より身体の広い範囲で振動を感じられるという。
また装着性の面では、従来はナイロンベルトのバックルの長さを調整していたが、fuiigo-1.1ではゴムひもでの調整方法に変更。調整幅が広がり、より身体へのフィット感を高めている。
音質も向上。旧モデルではメンテナンス性を考慮し左右スピーカーの配置を調整できる仕組みだったが、着脱時にスピーカー位置にバラつきが発生していたといい、fuiigo-1.1では固定方法を見直して、スピーカー位置を最適な場所に調整。身体の動きによってスピーカーと耳の距離がブレなくなり、音の定位が安定するとしている。
本体色はホワイトとブラウンの2色。製品にはFosi Audio製のBluetooth対応オーディオアンプも付属しており、付属のバナナプラグ付きケーブルで有線接続して使用する。
また、プロジェクトページではツインセットも用意。ひとつのアンプから2台のfuiigoに接続することで、ふたりで映画や音楽を楽しめる。ツインセットでは付属のバナナプラグ付きケーブルが2分岐仕様となる。
左右スピーカーユニットの口径は28mm、定格入力は3W、インピーダンスは8Ω。低音用スピーカーユニットの口径は40mm、定格入力は10W、インピーダンスは片側4Ω。