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“ブルーレイ補償金”12月1日徴収開始。BDレコーダ税込200円、ブルーレイディスクは基準価格の1%(税別)
2025年9月2日 14:36
私的録音録画補償金管理協会(sarah)は2日、“ブルーレイ補償金”の徴収を2025年12月1日より開始すると発表した。12月1日から、購入価格にBDレコーダーは200円(税込)、ブルーレイディスクなどの記録媒体は基準価格の1%(税別)が含まれる。
2022年11月25日に、BDレコーダーおよびそれに供する記録媒体が、私的録画補償金の対象に指定され、2024年12月25日に補償金の額(機器1台につき182円、記録媒体の基準価格の1%※どちらも税別)が認可された。
なお、記録媒体で新たに補償金の対象となるのは「BDレコーダー」と「ブルーレイディスク(録画用BD-R/RE)」。データ用BDやDVDメディアなどの光ディスク、HDDやUSBメモリなど、その他の記録媒体は対象外。HDDレコーダーやBDプレーヤー、PC用BDドライブなども含まれない。
ブルーレイ補償金の徴収は、製造業者、輸入業者、業界団体である一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の協力を得て、機器およびそれに供する記録媒体の価格に補償金額を含む形で、購入者が補償金を支払うことになった。
補償金は、sarahに加盟する権利者14団体を通じて、それぞれの権利者に分配される。また、その一部は、著作権法の定めにより、権利者全体の利益を図るため、著作権等の保護に関する事業などに充てられる。
sarahでは、「購入者の皆さまにおかれましては、私的録画補償金制度にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。