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LG、プライマリーRGBタンデム有機ELを採用した初のゲーミングモニタ。26.5型で約12万円

27GX700A-B

LGエレクトロニクス・ジャパンは、LGの最新第4世代有機ELパネルである、プライマリーRGBタンデムテクノロジーを採用したパネルを用いた、初めてのゲーミングモニター「27GX700A-B」を、9月4日に発売する。サイズは26.5型で2,560×1,440ドット。価格はオープンで、市場想定価格は12万円前後。

プライマリーRGB タンデムテクノロジーは、これまで3層だった発光層を4層構造に進化させたもの。従来パネル比で消費電力を削減しながら、輝度や色再現性を向上させ、圧巻の色彩表現を実現したという。ピーク輝度は1,500cd/m2。VESA DisplayHDR True Black500に裏付けられた有機ELならではの黒表現、DCI-P3を99.5%(標準値)カバーする色彩表現などを備える。

応答速度は0.03ms(GTG)、280Hzの高リフレッシュレートによりクッキリとした映像表示が可能。VESAが新たに策定した応答速度に関する基準で上位ランクとなる「VESA ClearMR13000」も取得している。

ティアリングやスタッタリングを抑えるAMD FreeSync Premium Pro テクノロジーと、NVIDIA G-SYNC Compatibleに対応。高リフレッシュレートと低遅延を実現したゲーム向けディスプレイとしての認証、VESA AdaptiveSync Displayも取得している。

入力はHDMIが2系統と、DisplayPort 1.4×1。ヘッドフォン出力も搭載。4極ミニプラグになっており、マイク入力にも対応。ヘッドセットでボイスチャットも可能。

また、DTS Headphone:Xにも対応しているため、ヘッドセットやイヤフォンで立体的な音響が楽しめ、ターゲットの位置を音声でも察知できるなど、臨場感あふれる音声がゲームへの没入感を高めるという。

「Live Color Low Blue Light」機能により、従来のブルーライト低減モードのような色変化がなく、美しい画質のまま、ブルーライトを低減して表示可能。

スタンドは、110mmの高さ調整、前-5度、後+15度のチルト、左右30度のスイベル、左90 度のピボットに対応する。

入力端子は、HDMI入力×2、DisplayPort×1(Ver.1.4)、USBアップストリーム×1(USB 3.0)、USBダウンストリーム×2(USB 3.0)。スタンド付きでの外形寸法と重量は、605×249×469~579mm(幅×奥行き×高さ)、9kg。