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JVC、抗菌ビデオカメラ“BabyMovie”の32GBモデル「GZ-N5」

GZ-N5(W)

 JVCケンウッドは、JVCブランドのビデオカメラEverioの小型シリーズ「BabyMovie(ベビームービー)」に内蔵メモリ32GBモデル「GZ-N5」を追加。3月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万6,000円前後。

 「GZ-N5」は、12月に発売したフルHDのAVCHDビデオカメラで世界最小/最軽量の「BabyMovie GZ-N1」と同等の小型サイズで、内蔵メモリをGZ-N1(8GB)の4倍となる32GBに強化したモデル。カラーはホワイト(W)、ピンク(P)、ブルー(A)の3色。

GZ-N5(P)
GZ-N5(A)

 外形寸法は47×86×56mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約150g(バッテリ装着時約180g)。子供を持つ母親の意見を多く取り入れ、可搬性を向上。また、抗菌仕様の塗装も施している。

 1/2.3型/1,276万画素の裏面照射型CMOSセンサー(動画の有効画素数は92~427万画素)を搭載し、映像記録は1,920×1,080ドットのAVCHD。画質モードはUXP(24Mbps)、XP(17Mbps)、EP(5Mbps)の3種類。JVC HDレンズを搭載し、光学10倍ズームに対応。F値はF1.6~2.0。22倍のダイナミックズームも搭載し、35mm換算の焦点距離は、ダイナミックズームON時が29.4~633mm、OFF時が29.4~409mm。

 「赤ちゃんの肌などをより健康的に撮れる」という「ベビーモード」も搭載。超解像技術を使った1,200万画素の静止画撮影にも対応する。内蔵メモリだけでなく、別売SD/SDHC/SDXCカードにも記録できる。NTTコミュニケーションズの有料パーソナルクラウドサービス「Myポケット」(月額315円~)とも連携可能で、AVCHDで撮影した映像を変換するなどの手間が無く、クラウドにアップロードして共有できる。

 液晶モニタは1.8型/11.2万画素の「クリアブライトII」で、タッチパネル対応。本体の小型化に合わせてバッテリのサイズも縮小したが、容量は増加。付属する「BN-VG109」(960mAh)利用時の連続撮影時間は約1時間(実撮影時間約40分)。

(臼田勤哉)