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ティアック、DSD 5.6MHz他ハイレゾLAN再生対応で約49,800円のCDプレーヤー
(2014/4/23 15:45)
ティアックは、LAN経由でDSD 5.6MHzやPCM 192kHz/24bitのハイレゾ再生も可能なCDプレーヤー「CD-P800NT」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は49,800円前後。
据え置きのCDプレーヤーに、DLNA 1.5準拠のネットワークプレーヤー機能も内蔵。Ethernet端子を備え、NASなどに保存した音楽ファイルを再生できる。インターネットラジオの再生にも対応し、radiko.jpやvTunerも利用可能。ただし、radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)には非対応。
ネットワーク経由でのハイレゾ再生に対応しているのが特徴で、DSD 2.8MHz、5.6MHzのネイティブ再生に対応。PCMデータはWAV/FLACの192kHz/24bitまで対応。96kHz/24bitまでのApple Lossless、WMA Losslessも再生でき、AAC/WMA/OGG Vorbis/MP3再生にも対応する。
前面と背面のそれぞれにUSB端子を備え、USBメモリなどに保存した音楽ファイル再生も可能。なお、フロントUSBでの再生対応ファイルはDLNA再生時と同等だが、リアUSB端子はDSD 2.8MHz、WAV/FLAC 96kHz/24bitまでとなる。フロントUSBはさらに、iPhoneやiPodなどをUSB接続し、デジタル伝送での高音質再生にも対応する。
iOSとAndroid端末で利用できる無料の制御アプリ「TEAC AVR Remote」も用意。スマートフォンから選曲や再生などの操作ができる。
DACにはバーブラウン「PCM1795」を採用。オペアンプには新日本無線のFET入力対応「
NJM8901」を採用。「しっかりとした低音と音像の定位感に優れ、まとまりの良い音を再生する」という。
電源部の整流回路にはショットキーバリア・ダイオードを採用。クリーンで安定した電源の供給を可能にした。前面にはスクロール操作がしやすいプッシュボタン付きの大径ノブを採用。LAN上の音楽ファイルの選択やインターネットラジオ放送局の選局などに利用できる。ディスプレイにはディマー機能を搭載。再生中の楽曲情報やradiko.jpの放送局名などを日本語で表示できる。
出力はアナログ(RCA)、同軸デジタル、光デジタルを各1系統装備。標準ジャックのヘッドフォン出力も備え、最大出力は55mW×2ch(32Ω)。消費電力は30W(スタンバイ時0.24W以下)。重量は435×301×101mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.9kg。リモコンなどを同梱する。