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エプソンのメガネ型シースルーHMD「MOVERIO BT-200」が2度目の発売延期

 セイコーエプソンは、メガネ型のシースルーモバイルビューワー「MOVERIO BT-200」の発売を再延期し、6月30日に発売する。発売延期の理由は「製造上の都合」としている。BT-200の発売延期は2度目で、1月の製品発表時には4月24日発売を予告していたが、開発上の都合を理由に5月29日に発売延期していた。

MOVERIO BT-200

 「MOVERIO BT-200」(直販価格64,797円)は、シースルータイプのヘッドマウントディスプレイ(HMD)。目の前の透過ディスプレイ上に映像を表示しながら、背景をそのまま見られることが特徴で、OSにAndroid 4.0を採用。アプリを追加することで機能を拡張できる。初代モデルのBT-100から約63%軽量化し、装着感を向上させたほか、MiracastやBluetoothに対応するなど機能を強化した。Miracast対応のHDMIアダプタをセットにした「BT-200AV」もあわせて発売延期となる。BT-200AVの直販価格は83,315円。

現実の景色に映像が重なって見える
BT-200AVに付属のMiracast-HDMIアダプタ

(臼田勤哉)