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パイオニア、マナーモードや4K/60p対応の5.1chホームシアター
トールボーイ型やシアターバーなど4モデル。BT対応も
(2014/8/6 16:40)
パイオニアは、薄型の5.1chシアターバー「HTP-SB760」や5.1chサラウンドシステム「HTP-S767」などシアターシステム4モデルを8月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は38,000円~57,000円前後。
シアターバータイプは、5.1ch対応の「HTP-SB760」と3.1chの「HTP-SB560」を、5.1chサラウンドシステムはトールボーイスピーカー採用の「HTP-S767」と小型スピーカー採用の「HTP-S363」の2モデルで、合計4モデルで展開する。
型番 | タイプ | 店頭予想価格 |
---|---|---|
HTP-SB760 | 5.1chシアターバー | 45,000円前後 |
HTP-SB560 | 3.1chシアターバー | 38,000円前後 |
HTP-S767 | 5.1chシステム (トールボーイスピーカー) | 57,000円前後 |
HTP-S363 | 5.1chシステム (コンパクトスピーカー) | 38,000円前後 |
100~140W出力のアンプサブウーファを中心に、シアターバーやサラウンドスピーカーなどの4つの選択肢を用意。様々な設置環境に適したシアターシステムを選択できる。
5.1chシアターバーの「HTP-SB760」は、横幅110cm以上の大型テレビ向け、3.1chの「HTP-SB560」は30~40インチクラスのテレビ向けのシアターバーとなる。
「HTP-S767」は、2ウェイのトールボーイスピーカー×4とセンタースピーカーで5.1chシステムを構成。「HTP-S363」は壁掛け対応の小型スピーカーで5.1chを構成する。
4K/60p対応HDMIやNFC/Bluetooth対応。マナーモードも
いずれも5.1ch/3.1chのHDMI対応シアターシステムで、アンプ/サブウーファの仕様はほぼ共通で、サイズも同一。横置き/縦置きに対応し、外形寸法は436×362×123mm(幅×奥行き×高さ/横置き時、重量は7.5kg。総合出力は140W(HTP-SB560は100W)。サブウーファユニットは13cm。
4K/60p対応のHDMI 2.0入力×3、HDMI出力1を装備。HDMIパススルーやオーディオリターンチャンネル(ARC)、HDMI CECなどに対応する。音のずれを補正する独自技術「フェイズコントロール」を搭載することで、サブウーファからの低音の遅れを解消。周波数特性も低音から高音までスムーズに繋がるように調整し、スリムなスピーカーを採用しながら自然な音場を実現するという。「バーチャル3Dサウンド」も搭載する。
また、「マナーモード」も搭載。映画や音楽、ゲームなどのコンテンツ再生時に、重低音を損なわずに振動や音漏れを低減する「マナーモード1」と、低音成分そのものをカットする「マナーモード2」を搭載。ヘッドフォンでサラウンド音声を楽しめる「PHONE SURROUND」モードも備えている。
Bluetooth Ver.3.0に対応し、テレビをつけていない時にはBluetoothスピーカーとしても利用できる。BluetoothコーデックはAAC/apt-Xに対応。NFCも備えており、対応スマートフォンからのペアリングを簡単に行なえる。
スマートフォン用アプリ「Power Wireless Streaming」もApp StoreやGoogle Playで提供(無料)。スマートフォン内の曲にエフェクトを加えてアレンジしたり、テンポを変えて楽しめる。
HDMIのほか、アナログ音声入力や光デジタル音声入力、ヘッドフォン出力を装備。また、HTP-SB560のみサラウンドプリ端子(RCA)を備えている。
ワイドバンドフルレンジユニットを搭載
各モデルセンタースピーカーに、高音域の感度を上げて歪みを低減する銅キャップを採用した「ワイドバンドフルレンジユニット」を搭載。セリフの聞き取りやすさや定位の向上を図った。
5.1chシアターバーの「HTP-SB760」は、横幅110cm以上の大型テレビ向けのスピーカーシステム。独自のサラウンド技術「フロントバーモード」により後方にスピーカーがあるようなサラウンド音場を実現。フロント/センター/サラウンドの各スピーカーで、4×7cmのフルレンジユニットを搭載する。外形寸法は1,101×97×97mm(幅×奥行き×高さ/スタンドあり)、重量は2.2kg。
3.1chシアターバー「HTP-SB560」は、4×7cmフルレンジユニット×3を搭載し、30~40型テレビに適したサイズを実現。スタンド使用時の外形寸法は800×97×99mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.4kg。
HTP-S767は、4つのトールボーイスピーカーを使った5.1chシステム。フロントスピーカーは6.6cm径ウーファ×2と、2.6cmセミドームツィータによる2ウェイで、サラウンドは6.6cm径フルレンジを採用。外形寸法は250×250×1,110mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.5kg(フロント)/3.4kg(サラウンド)。センタースピーカーは、密閉型のブックシェルフで6.6cmのフルレンジユニット×2を搭載。外形寸法は230×90×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.7kg。
HTP-S363は壁かけ対応の小型スピーカーを採用した5.1chシステム。前面に5ch並べてもサラウンド感を再現できる「フロントサラウンド・アドバンス」も搭載している。フロント/サラウンドスピーカーは6.6cmユニット×2を搭載し、外形寸法95×90×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量0.3kg。センタースピーカーも6.6cmユニット×2で、外形寸法/重量は230×90×80mm(同)/0.7kg。