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パナソニック、「テクニクス」ブランドを復活。スピーカーやプレーヤーなど
(2014/9/3 23:11)
パナソニックは、ドイツ・ベルリンで9月5日~9月10日(現地時間)に開催される国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA 2014」の開幕前プレスカンファレンスを3日に開催した。このなかで、同社オーディオブランドの「テクニクス(Technics)」製品を復活させることを発表した。
テクニクスは、同社のオーディオブランドとして1965年より展開され、現在は生産終了している。同ブランドの約6年ぶりの新製品として、2014年度内に欧州でスピーカーやアンプ、プレーヤーなどの製品を発売すると発表。欧州以外でも、グローバルで順次発売するとしている。復活の理由として、CDを超える高音質のハイレゾ音源が話題となり、広まりつつあることなどを挙げている。
「Accurate Digital Technology」、「Noiseless Signal Technology」、「Emotive Acoustic Technology」という3つの技術をコンセプトとしているのが特徴。
12月に欧州で発売を予定。リファレンスシリーズの「R1」と、プレミアムクラスの「C700」という2つのシリーズを用意。R1では、ステレオパワーアンプ「SE-R1」、ネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」、スピーカー「SB-R1」をラインナップする。
C700シリーズでは、ステレオプリメイン「SU-C700」、ネットワークオーディオプレーヤー「ST-C700」、ディスクプレーヤーの「SL-C700」、スピーカー「SB-C700」を用意する。
会見では、そのほかにも新製品として、4K液晶テレビの直下型LED搭載モデル「AX900」などを発表。加えて、4K/60p記録にも対応したコンシューマ用ビデオカメラの最上位機「X1000」も発表した。
IFAの同社ブースは「A Better Life, A Better World」をテーマとして、家電が調和した住空間のコンセプト展示「Better Living Tomorrow」などを中心に、AV機器では4K対応ミラーレスデジタル一眼カメラの「DMC-GH4」や、ウェアラブルカメラ、Wi-Fiオーディオ「All Play」対応製品なども出展する。
3日に行なわれた会見の内容や、同社ブースなどについては、追って掲載する。