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ボーズ、Wi-Fi再生「SoundTouch」対応のシアターシステム

新Lifestyle 535など。CineMateは別売アダプタ対応

 ボーズは、シアターシステム「Lifestyle system」シリーズと「CineMate systems」シリーズを独自のWi-Fi機能「SoundTouch」対応としてリニューアルし、10月24日より発売する。

 本格シアターのLifeStyleはホームネットワーク内の音楽などを楽しめる「SoundTouch」機能を内蔵。5.1chの「Lifestyle 535/525 Series III home entertainment system」と、1.1chの「Lifestyle 135 III home entertainment system」を用意し、価格は535IIIが38万円、525IIIと135IIIが各285,000円。

Lifestyle 535 Series III home entertainment system

 CineMateシリーズは別売ワイヤレスアダプタでSoundTouchに対応。5.1chの「CineMate 520 home theater system」、1.1ch「CineMate 130/120 home theater system」の3モデルで、価格は520と130が15万円、120が11万円。

Lifestyle systemがSoundTouch機能を内蔵

 Lifestyle 535 systemは、ボーズのホームシアターシステムで最小のサテライトスピーカーを再設計したJewel Cube Series IIスピーカーを採用。薄型テレビとの組み合わせを想定し、奥行の浅いスリムなデザインを採用する。

 Lifestyle 525 systemは、スピーカー内部に適正な角度がついて配置されているDirect/Reflecting Series IIスピーカーと小型ウーファのAcoustimassモジュールによりサラウンド再生を実現。

 Lifestyle 135 systemは、独自のPhaseGuide sound radiator technologyを搭載した1本のスピーカーアレイと、置き場所を選ばないワイヤレスAcoustimassモジュールにより、広がりのあるサウンドを再生する。

Lifestyle 525 Series III home entertainment system
Lifestyle 135 Series III home entertainment system

 新たに3モデルともSound Touch対応のワイヤレスアダプタが付属。ホームネットワーク内のパソコンなどの音楽やインターネットラジオを楽しめる。

 いずれも、4系統のHDMI入力を備え、ドルビーTrueHDやAAC、PCM 5.1chオーディオ入力に対応。映画や音楽、スポーツ番組などの迫力あるサラウンド再生が行なえる。ボーズ独自の自動音場補正技術「ADAPTiQ」により、室内特性にあわせて理想的な音場が自動的に創り出されるとする。

 HDMI以外の入力端子はコンポジット×3、コンポーネント×2、アナログ音声×4、光デジタル×3、同軸デジタル×3。HDMI出力も装備し、1080pのビデオアップスケーリングにも対応する。AM/FMチューナも内蔵している。

CineMate systemは別売アダプタでSoundTouch対応

CineMate 520

 CineMateシリーズは、別売のワイヤレスアダプタ「Bose SoundTouch wireless adapter」で、SoundTouchに対応する。価格は13,000円。

 CineMate 520は、スリムなサテライトスピーカーと小型ワイヤレスAcoustimassモジュールで、手軽に本格的な5.1chサラウンドを楽しめるシアターシステム。奥行きの浅いスリムなデザインのDirect/Reflecting Series IIスピーカーを採用し、内部のスピーカーユニットには、適正な角度がついて配置されているため、従来のスピーカーのように上下のスピーカーの首を振って角度をつける必要が無い。

 CineMate 130は、横幅93.5cmのサウンドバーと、ワイヤレスAcoustimassモジュールで、「映画館にいるような音の移動感や音に包まれる感覚を楽しむことができる」というシステム。

 高音域の音をビームのように放出し、壁の反射音を利用して立体的な音場を作り出す「PhaseGuide sound radiators」が「TrueSpace signalprocessing」と連動し、豊かで広がりがあり、かつ自然なトーンバランスを保ったサウンドを提供するという。

 CineMate 120は、43.2cmの小型サウンドバーと、ワイヤレスAcoustimassモジュールで、広がりのあるホームシアターサウンドを楽しめる。5つのトランスデューサーを搭載したサウンドバーと、TrueSpace signal processingにより、実際のサウンドバーの位置より広がりのある音場を創出するとしている。

 いずれも4系統のHDMI入力と、光デジタル音声×1、同軸デジタル音声×1、アナログ音声×2を装備。対応フォーマットはドルビーデジタル、DTS、AAC、PCM 5.1chなど。

CineMate 130
CineMate 120

(臼田勤哉)