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三洋電機の社員約7,000人、パナソニックに転籍へ。三洋の法人格は維持

 パナソニックは28日、100%子会社の三洋電機社員の、パナソニックやパナソニックグループ会社への転籍を決定。三洋電機社員約7,000人を対象に、本人の同意を条件として、2015年4月1日に実施する予定。なお、三洋電機の法人格は維持する。

 パナソニックは2009年12月に、三洋電機を連結子会社化。2011年4月に完全子会社化した。その後、グループの事業再編を進め、事業の一体化、社員の入り交じりを加速してきたという。2013年4月には、4カンパニー制/事業部制を導入。中期計画CV2015を進めている。

 転籍についてパナソニックでは、「グループ社員のさらなる一体化を図り、2018年度10兆円達成に向けて、成長戦略の実行を加速していく」としている。

(山崎健太郎)