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PRIMARE、新ユニバーサルBDプレーヤー「BD32 MKII」
電源強化や4Kアップコンバート対応
(2014/12/7 09:00)
ナスペックは、スウェーデンPRIMAREのユニバーサルBlu-rayプレーヤー「BD32 MKII」を12月10日より発売する。価格は70万円。カラーはBLACKとTITANIUMの2色。
2012年発売の「BD32」をリニューアルし、4Kアップスケーリングや、ネットワークやUSBメモリ経由のDSD再生(2.8MHz)などに対応。また、電源部を改良し、低歪率と高S/N化を実現するなど、音質や画質、利便性の向上を図っている。
ディスクは3Dを含むBlu-ray、DVD、DVDオーディオ、SACD、CDの再生に対応。DTS-HD Master Audioのマルチチャンネル出力も可能となっている。USB端子(Type A)を2系統装備し、USBメモリ内のDSD(2.8MHz)や192kHz/24bitまでのFLAC、AIFF、WAVなどのハイレゾ楽曲、Apple Lossless、APE、MP3、AACなどの再生が行なえる。
さらにEthernetも装備し、ネットワークプレーヤーとして動作。同一ネットワーク内のNASなどに収録した、DSD(2.8MHz)や192kHz/24bitまでの楽曲再生が行なえる。
オーディオ出力端子は、2chのバランス(XLR)と、アンバランス(RCA)、7.1chのアナログマルチチャンネル出力(RCA)、光デジタル、同軸デジタルを各1系統搭載。2ch出力にはCirrus LogicのDAC「CS4398」を、マルチチャンネル出力DACは「CS4382A」を採用している。バランス出力はオペアンプにバーブラウン「OPA2134」を利用したフルバランス構成。
電源も強化しており、メカ、ビデオ、ディスプレイの各セクションを区分けしたセパレートスイッチング電源を採用。DAC部を中心としたオーディオセクションでは、C-コアトランスを使用したリニア電源を搭載する。
HDMI 1.4a出力を2系統装備(同時出力は不可)。HDMI 1には、MarvellのQDEO Kyoto-G2 ビデオプロセッサを搭載。ノイズを抑え、ナチュラルな映像に変換できるという。新たに4Kアップスケーリングにも対応した。アナログ映像出力はコンポジット、コンポーネントを各1系統。またMHL対応のHDMI入力も装備し、MHL対応機器からの映像入力に対応する。トリガー入出力も装備する。
消費電力は50W。スタンバイ時は0.5W。外形寸法は430×380×106mm(幅×奥行き×高さ)。重量は10kg。リモコンが付属する。