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ソニー、2台でステレオ再生も可能な手のひらサイズBluetoothスピーカー「X11」

 ソニーは、手のひらサイズのBluetoothスピーカー新モデル「SRS-X11」を2月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,000円前後。カラーはブラック、ホワイト、レッド、ピンク、ブルー。

「SRS-X11」のピンクモデル

 球形スピーカー「SRS-BTV5」の後継モデルで、防水機能を備えた「SRS-X1」は併売される。BTV5と比べ、最大出力が1.2Wから10Wに強化。大音量が出せるようになったほか、筐体中央に45mm径フルレンジユニットを搭載し、その左右に計2基のパッシブラジエータを装備。重低音再生も可能にしている。

 また、バッテリの持続時間をBTV5の5時間から、X11では12時間に長時間化した。リチウムイオンバッテリを内蔵する。

カラーはブラック、ホワイト、レッド、ピンク、ブルー
両端がX11。中央の右側がX1、左側がBTV5

 新機能「Speaker add」も用意。2台のX11を用意し、背面のaddボタンを長押しし、LEDが白く点灯したスピーカーとスマホをペリングすると、2台のX11がステレオスピーカーとして動作。通常はモノラル再生だが、addモードでは片方のスピーカーがLチャンネル、もう片方がRチャンネルの音を再生する。

 Bluetooth 3.0に準拠。コーデックはSBCをサポート。LDACには対応していない。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPをサポートし、SCMS-T方式にも対応。ワンセグ音声を伝送できる。NFCもサポート。対応するスマートフォンなどと、ワンタッチでペアリングできる。

 ステレオミニのアナログ音声入力も備え、Bluetooth非対応の機器とも接続可能。外形寸法は61×61×61mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約215g。筐体とカラーが同じ、シリコン製のストラップも付属する。

(山崎健太郎)