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JBL「CLIP+」などBTスピーカー4機種がIPX5防水に。大音量のXTREMEも

 ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのBluetoothスピーカーとして、いずれもIPX5の防水機能を備えた4モデル、「CHARGE2+」、「FLIP3」、「CLIP+」、「XTREME」を発売する。価格はオープンプライス。発売日と直販サイトでの価格は、CHARGE2+が7月15日で19,880円、FLIP3が7月29日で12,880円、CLIP+が7月15日で6,380円、XTREMEが8月下旬で35,880円。

筒型でモバイルバッテリにもなるCHARGE2+

 いずれも、従来モデルの機能や音質を継承しながら、JBLブランド初というスプラッシュプルーフ(IPX5 防水機能)に対応したのが特徴。バーベキュー、海水浴などのアウトドアや、キッチン、浴室などでの利用にも対応できる。ただし、水中での使用はできない。

 新たに追加される「XTREME」は、2ウェイ構成とパッシブラジエータを備え、迫力のあるサウンドが特徴のモデルとなる。

筒型でモバイルバッテリにもなるCHARGE2+

 45mm径ユニットを2基搭載した、筒型Bluetoothスピーカー。側面にパッシブラジエータも備え、低音を増強する。最大出力は7.5W×2ch。カラーバリエーションはブラック、レッド、オレンジ、ピンク、グレー、ブルー、イエロー、ティール。

CHARGE2+

 6,000mAhのバッテリを搭載し、約4時間の充電で連続約12時間以上のワイヤレス再生が可能。モバイルバッテリとしてスマホなどを充電する事もできる。

 Bluetooth 3.0に準拠、プロファイルはA2DP V1.3、AVRCP V1.5、HFP V1.6、HSP V1.2に対応。3台の機器と同時にペアリングし、交互に音楽再生できるソーシャルモードを搭載。パーティーなどでスマホを持ち寄って、音楽を聴く際に利用できる。

 ハンズフリー通話も可能。周囲の騒音を排除するノイズキャンセリング機能と、音声をクリアに抽出するマイクを組みわせる、独自技術「VoiceLogic」により、高音質な通話ができるという。

 外部入力も備え、Bluetooth非対応の端末との接続も可能。外形寸法は79×185mm(直径×長さ)、重量は600g。

2台でステレオ再生も可能なFLIP3

 筒型のBluetoothスピーカー。40mm径ユニットを2基搭載し、側面にパッシブラジエータも搭載し、低音を増強している。最大出力は8W×2ch。カラーバリエーションはブラック、レッド、オレンジ、ピンク、グレー、ブルー、イエロー、ティール。

FLIP3。左からレッド、ブルー、グレー

 バッテリは内蔵のリチウムイオンで、充電所要時間は約3.5時間、再生時間は約10時
間。スマホなどを充電する機能は備えていない。

 Bluetooth接続機能が充実しているのが特徴で、1つの端末に、2台のFLIP3を同時接続可能。大音量かつパワフルなサウンドが楽しめるほか、スマホ/タブレット向けアプリ「JBL Connect」(英語版・無料)を使えば、同時に接続した2台それぞれを左チャネル、右チャネルに割り当て、ステレオ再生もできる。

 1台のFLIP3に、3台までの端末を同時ペアリングし、交互に音楽再生するソーシャルモードも用意する。

 Bluetooth 4.1に準拠、プロファイルはA2DP V1.3、AVRCP V1.5、HFP V1.6、HSP V1.2に対応。ハンズフリー通話も可能で、独自技術「VoiceLogic」も搭載している。アナログ音声入力も備えている。外形寸法は64×169mm(直径×長さ)、重量は450g。

カラビナでリュックなどに取り付けられるCLIP+

 上部がカラビナになっており、リュックなどに取り付けられるBluetoothスピーカー。150gと軽量だが、3.2W出力の40mm径フルレンジユニットを搭載している。外形寸法は88×42×107mm(幅×奥行き×高さ)。カラーはブラック、レッド、オレンジ、ピンク、グレー、ブルー、イエロー、ティール。

カラビナ付きのCLIP+

 Bluetooth 3.0に準拠、プロファイルはA2DP V1.3、AVRCP V1.5、HFP V1.6、HSP V1.2に対応。ハンズフリー通話も可能。

外部入力ケーブルも備えている

 ステレオミニのアナログ音声入力ケーブルも備え、Bluetooth非対応の機器とも接続可能。ケーブルは本体に巻きつけて固定できる。アナログ出力端子も備えているため、複数台を有線接続するデイジーチェーン接続も可能。

2ウェイ+パッシブラジエータで迫力サウンド、XTREME

 35mm径のツイータ、63mm径のウーファを各2基搭載した2ウェイスピーカー。パッシブラジエータも搭載しており、「JBLの持ち味であるクリアな中高域と豊かな低音域再生を実現した」という。最大出力は20W×2ch。カラーはブラック、ブルー、レッド。

2ウェイ+パッシブラジエータのXTREME
ブルー
レッド
レッドモデルの底部

 10,000mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵し、約3.5時間の充電で連続約15時間以上のワイヤレス再生が可能。電力供給専用のUSBポートも備え、スマートフォンやタブレットを充電する事も可能。2台のデバイスを同時に充電する事もできる。

 Bluetooth 4.1に準拠、プロファイルはA2DP V1.3、AVRCP V1.5、HFP V1.6、HSP V1.2に対応。ハンズフリー通話も可能で、VoiceLogicも搭載する。

 XTREMEを2台同時にワイヤレス接続し、同時に再生したり、アプリの「JBL Connect」を用いて左チャネル用・右チャネル用に2台を割り当て、ステレオ再生する事も可能。3台までの機器と同時にペアリングし、交互に音楽再生するソーシャルモードにも対応する。

 外部入力も搭載し、Bluetooth非対応の端末との接続も可能。外形寸法は282×122×126mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.13kg。

(山崎健太郎)