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松田聖子の'80年代6作品がSACD化。「North Wind」などを新たにマスタリング
(2015/8/19 12:26)
ステレオサウンドは、松田聖子の1980年代の6作品を新たなマスタリングでSACD化。CDプレーヤーでも再生できるSACD/CDハイブリッド仕様で8月28日より順次発売する。28日に発売する第1弾は「North Wind」と「Silhouette ~シルエット~」で、価格は各3,780円(税込)。以降も9月30日と10月30日に2作品ずつ発売する。ステレオサウンド独占販売で、直販サイトのステレオサウンドストアと、通信販売、一部のオーディオショップでの取扱いとなる。
ステレオサウンドとソニー・ミュージックダイレクトによる独自企画として実現。'14年に発売した6作品に続くリリースとなり、「松田聖子が1980年代に送り出したほとんどのアルバムがSACD化されたことになる」としている。
デビュー当時からオーディオファンの試聴ソースとしても使われることも多かった1980年代の松田聖子作品を、オリジナルマスターテープから、新たにマスタリング。「マスターテープそのままの、みずみずしい声の魅力」を楽しめるという。
8月28日発売の「NorthWind」('80年/SSMS007)と「Silhouette ~シルエット~」('81年/SSMS008)に続き、9月30日から発売されるのは「Canary」('83年/SSMS009)と「Tinker Bell」('84年/SSMS010)。10月30日には「Windy Shadow」('84年/SSMS011)と「The 9th Wave」('86年/SSMS012)が発売される。なお、9月30日発売の2作品は、9月25日から東京国際フォーラムで開催される「2015 東京インターナショナルオーディオショウ」のステレオサウンド販売ブースにおいて、限定数を先行販売する予定。
「季刊ステレオサウンド」誌で連載し、高音質な音楽ソフトに関する著作も豊富な嶋護氏が、昨年に続きスーパーバイザーとして音質を監修。東京・乃木坂のソニー・ミュージックスタジオ 東京でのマスタリングに立ち会ったほか、嶋氏はSACDに付属する特別解説書(4ページ)も担当している。
オリジナルマスターからのリマスタリング作業を担当したのは、Sony Music Studios Tokyo所属の鈴木浩二氏で、アナログのオリジナルマスターテープから直接DSD化。CD層もこのDSD音源から作られており、「これまで以上にマスターテープに近いサウンド」としている。9月2日発売のオーディオ誌「季刊ステレオサウンド」195号では、マスタリングプロセスなどに関する詳しい解説が掲載される。
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