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ソニー、自動音量調整できる「お手元テレビスピーカー」
21ms低遅延ワイヤレス+IPX2防水。約2万円
(2015/8/26 13:10)
ソニーは、手元でテレビの音声をしっかり聞き取れるワイヤレススピーカー「お手元テレビスピーカー(SRS-LSR100)」を9月12日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。
テレビの音声を手元で再生できるワイヤレススピーカー。テレビ本体の音量を上げずに手元のスピーカーで楽しめるため、テレビの音声が聞き取りにくいと感じている人でもしっかり音を聞くことができるとする。IPX2相当の防水機能も装備し、キッチンでの料理時などにも利用できる。
送信機とスピーカー部から構成され、送信機の上にスピーカー部を載せてバッテリ充電が可能。送信機側に光デジタル音声入力とステレオミニのアナログ音声入力を装備。入力した音声信号を2.4GHz帯の無線伝送により、スピーカーにワイヤレス伝送する。
無線方式は独自の低遅延技術を用いており、遅延量を21msまで抑制。また、電子レンジや無線LANなどの干渉にも強いという。
ソニー独自の機能として、周囲のノイズレベルに応じて自動でボリューム調整を行なう「おまかせ音量」を搭載。強/弱とOFFが選択可能。さらに、会話を強調して人の声を明瞭に聴き取れる「ボイスズーム」や低域強調技術「xLOUD」も備えている。
デジタルアンプを内蔵し、出力は2.0W×2ch。パッシブラジエーター搭載により、低音再生能力を強化している。
本体上面にチャンネルキーやボリュームキーなどの大型ボタンを23個装備。さらにボリュームダイヤルも備えており、ボリューム調整を容易にしている。水平発光角180度の超広角設計リモコンを採用。ソニー以外にもパナソニック、シャープ、東芝、三菱、日立、パイオニア、LGなどのテレビに対応。パナソニックやパイオニア、HUMAXのケーブルテレビSTBにも対応している。
スピーカー部には2,200mAhのバッテリを内蔵。送信機の上に設置して充電が行なえ、3時間の充電で約16時間の再生可能。スピーカー側にはヘッドフォン出力も備えている。
消費電力は約8W(スピーカー部)/約1.5W(送信機)。外形寸法/重量は、スピーカー部が196×77×74mm(幅×奥行き×高さ)/約440g、送信機が179×71×28mm(同)/約85g。ACアダプタやUSBケーブルなどが同梱される。