東北新社がスター・チャンネルを子会社化。経営基盤強化へ

　東北新社は29日、同社の持分法適用関連会社であるスター・チャンネルを、連結子会社化することを決定したと発表した。これにより、経営基盤の強化や経営判断の迅速化などを図る。

　BS3チャンネルを保有するスター・チャンネルは、ハリウッドメジャー作品を中心に新作映画を放送している。1986年3月の事業開始より、東北新社は主要株主として同事業に参画し、スター・チャンネルへ映像コンテンツの販売などを行なっている。

　東北新社は、伊藤忠商事からスター・チャンネル株式2,260株を3億2,000万円で10月中旬に取得予定。保有株式は現在の50%から、取得後に60%(13,562株)となる。今回の追加取得により、スター・チャンネルは、東北新社の持分法適用関連会社から、連結子会社になる。東北新社の小坂恵一取締役上席常務執行役員が、9月30日付でスター・チャンネルの代表取締役社長に就任する。