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対応ファイルを選んで課金、iPhoneハイレゾアプリ廉価版「NePLAYER Lite」

 ラディウスは、ハイレゾ音楽再生に対応したiOS用アプリ「NePLAYER」の普及版として、必要な機能を後からアプリ内課金で購入できる「NePLAYER Lite」を、12月下旬より順次App Storeで公開する。アプリのダウンロードは無料で、4種類/360円~600円の課金メニューを用意する。対応OSはiOS 7.0以降。iPhone 5以降と、iPad Air/Air 2、iPad mini/mini 2/mini 3/mini 4、第5世代以降のiPod touchで利用可能。

NePLAYER Lite
NePLAYER Liteのアイコン

 iPhone/iPad/iPod touchでDSDを含むハイレゾ再生が行なえるアプリ「NePLAYER」(1,800円)のLite版で、無料でハイレゾ以外の音楽再生やサラウンド/イコライザ機能が利用可能。また、ラディウスのポータブルDAC/アンプと接続して利用すれば、無料でハイレゾ再生も行なえる。対象機種は「AL-LCH11」、「AL-LCH21」、「AL-LCH91」で、今後も追加予定。

 iPhoneなどの単体でハイレゾ再生したい場合は課金が必要。再生できるファイルのサンプリング周波数/量子化ビット数に応じて4つのハイレゾ再生メニューを用意し、手持ちの音源や聴き方に合わせて選んで購入できる。48kHz/24bitまでのファイルを再生したい場合は「メニュー1」(360円)、192kHz/24bitまでの再生は「メニュー2」(480円)、384kHz/32bitまでの再生は「メニュー3」(600円)、11.2MHzまでのDSD再生は「メニュー4」(480円)。

 上記メニューを購入した場合のハイレゾを含む再生対応フォーマットは、DSD(.dff.dsf)が11.2MHzまで、WAVやFLAC、ALAC(Apple Lossless)が384kHz/32bitまで。MP3/AAC/HE-AACは16bit、320kbpsまでのファイルをサポートする。

課金メニューとハイレゾ再生対応フォーマットの一覧

 従来の「NePlayer」と同様に、ハイレゾ音源の再生状況を見る事ができる「ハイレゾビジュアライザー」も標準で装備する。ただし、ネットワーク再生機能は従来のNePLAYER(有料版)のみの機能で、NePlayer Liteは非対応。

(中林暁)