ニュース

クラシック定額配信「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」にグラモフォンやデッカ追加

ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)

 ナクソス・ジャパンは、クラシック音楽専門のストリーミングサービス「ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)」で、ユニバーサル ミュージックの約600タイトルを配信開始した。以後も順次コンテンツを追加し、2016年春を目途に同グループの10,000点を超えるタイトルを揃える予定。

 ユニバーサルミュージック・グループは、世界最大手のメジャー音楽レーベル。クラシック音楽分野でも、指揮者のカラヤン、バーンスタイン、ベーム、ブーレーズ、バレンボイム、レヴァイン、シノーポリ、チョン・ミョンフン、ドゥダメル、ピアニストのギレリス、アルゲリッチ、ポリーニ、ツィメルマン、ラン・ランなど数々の演奏家の作品を持つ「ドイツ・グラモフォン(Deutsche Grammophon)」や、指揮者のショルティ、小澤征爾、コリン・デイヴィス、プレヴィン、デュトワ、指揮者・ピアニストのアシュケナージ、ブレンデル、内田光子、ヴァイオリニストのチョン・キョンファ等を擁する「デッカ(Decca)」といったレーベルを傘下に有している。

 NMLは、クラシック専門の定額制ストリーミング音楽配信サービス。ナクソス・グループの自社音源に加え、コンテンツを供給する全785レーベルのCD 105,682枚分(2016年1月12日時点)の音源が収録されており、AAC/128kbpsのビットレートで配信。「クラシックの楽曲、録音の収録点数と収録レパートリーの広さでは世界一」としている。個人・法人会員は月々1,850円(税別)で、全収録音源が全て聴き放題となる。サービスはPC、スマートフォン・タブレット(iPhone/iPod touch/iPad/Android)のブラウザから利用できる。

(臼田勤哉)