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光城精工、電圧や消費電力をリアルタイム表示するオーディオ向け電源タップ

 光城精工は、オーディオ機器向け電源アクセサリ「Force bar」シリーズの新モデルとして、電源監視モニター機能を備えた電源タップ「Forcebar M1P」を4月22日より発売する。価格は23,400円。

Forcebar M1P
電圧や電流、消費電力、電力量を液晶画面にリアルタイム表示

 バックライト付き液晶モニタを搭載し、電圧や電流、消費電力、電力量をリアルタイム表示できる電源タップ。電源入力(インレット)×1と、出力用のコンセント(3P)×1、連結コンセント(IEC60320 C13)×1を備える。電圧の大きな上下変動や過剰電圧、低電圧は音質劣化を招くが、M1Pではそうした変動の様子や接続されるオーディオ機器に流れ込む電流、消費電力を確認できる。入出力容量は共に1,500VA。

 バックライトのオン/オフが可能。さらに、消費電力のリミッター値(初期値:1,500W)以上の電力が供給された場合にバックライトを点滅させて容量オーバーを視覚的に知らせることができる。リミッター値は任意の数値に変更可能。消費電力や電圧変動のテスターとしても使えるという。

 連結用コンセントでForce barシリーズの電源アクセサリなど、IEC60320 C13に準じた3Pインレットのある電源タップと直列接続できる。同社のコンセントタップ「Force bar3.1」を接続すると3P×4出力のモニタ付電源タップとして複数台のオーディオ機器を接続できる。

液晶部はバックライトを備える
Force bar3.1を接続したところ

 他のForce barシリーズと同様、「M.I.S.メカニカルアイソレーションシステム」構造を採用。電源の入力から出力、液晶パネルまで全ての配線ラインやパーツをサブシャーシに載せて外装ケースから独立させ、不要振動の伝達を防ぐ。配線には4N無酸素銅単線を使っている。外形寸法は56×233×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約580g。

(庄司亮一)