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AROMA、最新BA搭載で3ウェイのユニバーサルイヤフォン「Witch Girl」2機種

 Top Wing Cybersound Groupは、香港AROMAの新製品として、ユニバーサルタイプのイヤフォン2機種を6月に発売する。バランスドアーマチュア(BA)ユニットを採用。価格は未定だが、3ウェイ5ドライバの「Witch Girl S」が12万円以下、3ウェイ6ドライバ「Witch Girl Pro」が15万円以下を予定。4月29日、30日に中野サンプラザで開催される「春のヘッドフォン祭 2016」に展示する。

Witch Girl S

 どちらのイヤフォンにも、Knowlesの最新BAドライバを採用。「3ウェイにすることで、音の分離度を向上させつつ、音の透明度と臨場感を究極に高めた」という。

Witch Girl Pro

 ユニット構成は、「Witch Girl S」が低域×2、中域×2、高域×1の5ドライバ。「Witch Girl Pro」が低域×2、中域×2、高域×2の6ドライバ。

 音の傾向として、「Witch Girl S」は、「全体域にわたってフラットな特性。低域は最低域までの伸びとレスポンスという両立が難しい2つの要素が高次元で両立。ディテールが浮かび上がるような解像度感を持つ中域と粒子がきわめて細かく透明度が高い高域はボーカル曲に最適」としている。

 「Witch Girl Pro」は、「低域をベースに、中域には芯があり、高域は明確な定位感を持つ。 正確なサウンドステージを展開するWitch Girl Proは、クラシック、サウンドトラックなどのオーケストレーション作品はもちろん、音数の多い現代的な音楽作品にもマッチする」という。

 「Witch Girl S」の感度は122dB/mW。インピーダンスは48Ω。再生周波数特性は20Hz~20kHz。ケーブルはOCCで1.2m、入力プラグはステレオミニ。リケーブルも可能で、端子は2ピン。

 「Witch Girl Pro」は、感度118dB/mW。インピーダンス16Ω。周波数特性20Hz~20kHz。ケーブルはOCC 1.2mで、入力プラグはステレオミニ。2ピン端子で着脱もできる。

(山崎健太郎)