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TOKYO MX、レギュラー番組中で4Kネット動画CM配信の本格実験

 TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)は、5月9日20時30分からレギュラー放送番組「カウントダウンTOKYO」にて、日本初の4K映像のHybridcast(ハイブリッドキャスト)を使ったCM配信実験を実施する。

 映像はパナソニックによるビューティフルジャパンの4K動画。「最高の映像で、最高の感動をSpecial Movie、TV CM」と題して、番組放送中にインターネットを経由して4K映像を配信。視聴中に自動的にHybridcastが起動し、リアルタイムに4K映像がテレビに表示される。

 実験参加には、パナソニックの4Kテレビ「VIERA DX950/DX750/600シリーズ」と、NTT東日本のフレッツ光回線が必要となる。この動画再生技術は、NHKが開発したMPEG-DASHプレーヤーを用いて、TOKYO MXが機能を追加して実現。研究開発成果は、IPTVフォーラム MPEG-DASH相互運用性検討会の活動に活かしていくという。

(臼田勤哉)