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「弱虫ペダル」実写ドラマ化。8月からBSスカパー!で。「半沢直樹」の棚澤監督

 8月からBSスカパー! にて、「弱虫ペダル」の実写ドラマが放送される事が決定した。タイトルは『BSスカパー! オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」』。放送に先立ち、7月には事前特番も放送予定。

(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)

 BSスカパー! はこれまで、福本伸行原作「アカギ~闇に降り立った天才~」や、竜騎士 07原作「ひぐらしのなく頃に」を実写化してきたが、新たなドラマとして渡辺航原作の「弱虫ペダル」を実写化する。

 「弱虫ペダル」は、2008年に週刊少年チャンピオンで連載がスタート。高校生の自転車競技にかける青春を描いた作品で、単行本44巻までで、累計発行部数は1,500万部を突破。2012年には舞台化され、これまで8本の作品が公演。テレビアニメ化、劇場アニメ化もされ、テレビシリーズも2017年1月から第3シーズンのスタートが発表されている。

 実写ドラマの放送チャンネルはBSスカパー!(BS241/プレミアムサービス 585)で、スカパー! のいずれかのチャンネル、またはパック・セットなどの契約者が無料で視聴できる。

 ドラマの監督は、「下町ロケット」、「流星ワゴン」、「ルーズヴェルト・ゲーム」、「半沢直樹」などを手がけた棚澤孝義。脚本は、「天才バカボン~家族の絆」、「日々ロック」などの吹原幸太が担当。制作は東宝映像事業部。

 7月にはドラマ事前特番も放送予定。収録現場潜入リポートやキャストインタビューなど、ドラマをさらに楽しむためのナビゲート番組になるという。

あらすじ

 千葉県立総北高校に入学した小野田坂道は、秋葉原を愛するオタク少年。高校では友達を作るために、アニメ・漫画研究部に入部をしようとする。しかし、同級生の今泉俊輔や鳴子章吉と出会い、自転車で走ることに楽しさを見出した坂道は自転車競技部へと入部。

 総北高校自転車競技部は3年のキャプテン・金城真護を中心に、「暴走の肉弾頭」の異名を持つスプリンターの田所迅や独特のダンシング走法で「頂上の蜘蛛男」の異名を持つ巻島裕介といった個性のある強力なメンバーが揃い、インターハイの頂点を目指している。

 自転車競技については素人であった坂道は、今泉や鳴子と一緒に走った経験、1年生ウェルカムレース、4日で1,000Kmを走る耐久合宿を乗り越えながら、クライマーとしての素質を一気に開花させていく……。

(山崎健太郎)